偽り【iris】

第9話_私の過去 ページ10

私はもともと嫌われていたけど、最初はそんなに気にならない程度の嫌がらせだった。



でも、小学校の頃から暴力が加わった。

私は感じた。


｢私はみんなに必要とされてない｣って。



でも、そんなときね、現れたんだ。彩さんが。

彩さんは何故かわたしにいっぱい優しくしてくれてさ。
最初喋ろうともしなかった私に積極的に話しかけてくれたり、おもちゃを買ってくれたり、ご飯をくれたりしたんだ。




私も、彩さんのことをいつのまにか信用してて、毎日私の部屋で2人で話すのが唯一の生き甲斐だった。



でね、私小学校2年生の頃から6年生まで親に強いられてバレー部に入ってたんだ。
そこの指導者がもう完全に私の事嫌っててさ。


監督は絶対取れないようなボール打ってくるしコーチは暴力振るってくるしでもう居場所が完全になくなったんだよ。


妹もいじめてくるし。



担任の先生も私に集中攻撃でさ。


毎日毎日なにか理由をつけて叱ってきて、もう学校行きたくないな、って思ったけど、行かないと親に殴られるし、もう行くって選択肢しか無かったんだ。











そしてそんな6年生の頃に転校生として来たのがりうくん達。


中学生になってからも色んなことから守ってくれて、嬉しかったよ。










そして高校生。



もうそんな事されないよね、って思ってたら陰でコソコソ言われてた。

私がみんなといるから、それが気に食わないんだって。










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夢主ちゃんは物心ついた時から自分から笑顔を作るようになっていました。








後、関係ないですがバレーのことは全て実体験です()
病みアピみたいになってしまっていたらすみません

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