第5話_彩さん ページ6
『はぁｯ、はぁｯ、』
息を切らしながら部屋に入ってきた私に驚いている彩さん。
彩「え、A様……！？どうなさいましたか、そんなに走ってこられて……」
『はぁｯ、……ちょっと、ね、』
彩「……何かありましたね？A様を傷つけるやつは例えお友達でも家族でも絶対に許しません。」
『えっと、』
話そうとしたけど、彩さんに嫌われそうで、怖くて話せなかった。
『……なんもないよ！』
いつもの笑顔でやり過ごす。
彩「そうですか……」
『今日はもう寝るから、また明日！』
彩「はい！お休みなさいませ。」
＿＿後日＿＿
気まずいなぁ……。
でも、関わってこないで、って言ったんだから大丈夫だよね。……大丈夫。寂しくなんか、ないから。
『よしっ、』
机を見て、私は固まった。
『……なにこれ』
私の机に書かれていたのはブスだの死ねだのいろいろな悪口。
いつかこうなるだろうとは思っていたが、いざ目の前にしてみると、結構メンタルが削られる。
私、笑顔だよ。笑顔。
『消すか。』
とりあえず机の文字を濡れ雑巾で消す。
そんな私を見ながらくすくす笑っている人たちがいる。
ﾓﾌﾞ1「えぇ、なんか笑ってるんですけどw」
ﾓﾌﾞ2「なんか八方美人って感じで気持ち悪いよね〜。」
八方美人か……しょうがないよ。私には笑顔しかないから。
『うん、綺麗。』
思ったより綺麗に消えたな……。
だるいし授業サボって屋上でも行くか。
『きもち……』
い「……A。」
『い、ふ……』
なんで話しかけてくるかなぁ……、
い「……相談しいや、ばか。」
そんなことしたら、またこそこそ言われちゃうよ。
『なにが？何にもないから大丈夫だよ。』
い「……じゃあ、さっきの落書きなんや。」
見てたのか……
『ただの遊びだよ。あと、あんまり関わらないで、って言ったじゃん。』
い「ほんとは寂しいんやろ？」
『なわけないじゃん。寂しかったら関わんなとか言わないよ』
い「嘘や。幼馴染舐めんな。」
……いふには、なんでもお見通しだな、
『……寂しいよ。けどね、昨日話した時、またこそこそ言われちゃった。』
い「そうか、。」
『うん。話しただけなのにね。』
い「……俺は、何言われてもAと一緒におりたいから別にええで」
『なにが？』
い「だから、……その、悪口、言われても」
『……ほんと、？』
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まゆ(プロフ) - ひーいれりすさん» ありがと~！！ (1月4日 21時) (
レス) @page11 id: 8d529189ca (このIDを非表示/違反報告)
ひーいれりす(プロフ) - まゆさん» バレーか…なんかあったら話くらいは聞くよ！？愚痴でも何でも言ってね！！！ (1月3日 23時) (レス) @page11 id: 2bb54841e6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 琴葉さん» 辛い時も笑ってなくちゃ行けませんよね…。これから僕の実体験も入れていこうと思うので…((((((わかります！推しがいたらどんなに頑張れるか… (12月30日 14時) (レス) @page7 id: 8d529189ca (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - 作り笑いのが共感した。私の周りにもこんな最高に尊い推し達が居たらな… (12月29日 17時) (レス) id: b4deef9c69 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ひーいれりすさん» かわいい💕 (12月12日 17時) (レス) id: 8d529189ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2023年12月4日 21時
