ホワイトブラック

仲間 ページ4

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北人side









予想以上に足が早かったA


途中で見失って 探し回ってたら


誰も通らない階段の脇の方でうずくまって泣いているAを見つけた





北人「 A･･･ 」



A「 ほ、ほほ北人さん！？ なんでここに 」





僕が名前を呼んだだけで怖そうに震えながらこっちをじっと見つめるA






北人「 Aごめん、ずっと信じてあげられなくてごめん･･･ 」





昔みたいに北人って笑って呼んでくれるかなって少し期待してたけど、

全く違った。


今じゃ他人みたいになってるし、北人さんって敬語になってる。




そんなAを見たらいても立っても居られなくて
僕の口から出た言葉はごめん、だった。







北人「 今更あやまっても許されないっ分かってる、でも前みたいに戻れるんだったら僕は戻りたい 」



情けない、ほんとに何やってんだろ僕






A「 あの、私も戻りたいです。少しづつよろしくお願いします！ 」





許してくれないだろうなって思ってたけど返ってきた返事は予想を覆した


そう言っていつ振りかの笑顔を見せてくれたA









もう絶対にAを1人にしない




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