ホワイトブラック

寂しい ページ2

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Aside









A「 おはようございます･･･ 」




楽屋入りして

挨拶しても全く返ってこないのももう慣れた






みんなで楽しく話してる横を通りながら
私の定位置、楽屋でもいっちばん隅の方に座る






いいな、前までは私もあの輪の中に入れてたのにな






壱馬「 それで、彩がめっちゃ爆睡してて笑」


慎「 あ、俺写真とりましたよ 」


彩「 は？！消してよ！ 」





あははって笑うみんなの声を聞いてると
涙が出そうになるからイヤホンをしてなるべく聞かないようにするのももう日課だ。





ランペがデビューした時はほんとに仲が良かった。

女子メンバーもまだ私一人だったし、

彩さんは私よりもあとに入ってきたけどその時くらいからランペは壊れ始めた






彩さんがメンバーになって少したったある日

いつも通り楽屋入りした私に向かってメンバーが放った言葉はとても冷たかった




リキヤ「 A、彩をいじめてるってほんと、？」


翔平「 おまえ、最低だな見損なった 」


彩「 もう私、ランペに居ていいのかも分からない･･･！」





泣きながらメンバーに支えられる彩さん

何もしてない私の言い分なんて聞いてくれなかった




その日を境にポツンと1人になってしまった私





私はランペに居ていいのか


戻れるなら


前みたいにみんなで笑いあってたあの頃に


戻りたい。









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