SWORDに愛されすぎてます 2

56 ページ6

アイカ「な……にこれっ」



ヒロト「さっきの奴らだろ」



マサキ「ここに兄貴が…」



謎の女の子は、アイカっていう名前なんだと。



さっき自己紹介してもらった。



A「タケルにぃ……」



壁を見ると、たくさんの新聞の切り抜きが。



見れば、上園会のこと、10年前のこと。



SWORDで起こった事件のこともあった。



これを見て直感でわかった。



タケルにぃが何を考えてるのか。



今何をしてるのか。



アイカちゃんの話によると、USBメモリが、狙われてる理由らしい。



ヒロト「なんで…なんで何も言ってくんねぇんだよ!!」



ヒロトの気持ちもわかる、けど、タケルにぃの、巻き込みたくないって気持ちも、わかる。



ﾁﾘﾘﾘﾘﾝｯﾁﾘﾘﾘﾘﾝｯ



A「うひゃ!!!も〜!?なんで黒電話!?」



アイカ「…………はい？」



詳しくはよくわからなかったけど、どうやら電話の相手がその、USBメモリを持ってる…らしい。



アイカ「取りに行きます!!」



A「ごめん、私とりあえず山王に戻るね。あんまり長居するとコブラ達に心配かけちゃう。何かあったら電話して」



ヒロト「ああ、わかった」



A「アイカちゃん。ちょっと」



アイカちゃんを部屋の隅に呼んで話をすすめる。



A「上園会は、チャカを大量に所持してることで有名なの。ほんとに、無茶だけはしないでね。どうしても行動したいときは、これに電話して!!絶対アイカちゃんのこと守るからね」




ケー番を書いた紙を渡し、とりあえず部屋を出た。

57→←55

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す