日本の悪役が転生した話【ツイステ】 (ページ4)

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【ああ……愛しい我が君】

【気高く美しい悪の華】

【貴女こそが世界で一番美しい】

【___鏡よ鏡、教えておくれ】

【この世で一番…………】

目の前が一瞬暗くなり、ふっと目の前に鏡が現れる。

(なに？)

いきなり鏡からぬっと手が飛び出して来る。

ギョッとして避けようとするが体が動かない事に気がつく。

悲鳴すら出なかった。

「……っ！」

頭を鷲掴みにされた途端、頭にとんでもないくらいの記憶と痛みが襲ってくる。

「ーーーっ！ーーーっ！」

しばらくして必死に呼吸しようと肩で息する私を解放すると何処か満足そうにその手(･)は鏡は戻っていった。

【___闇の鏡に導かれし者よ】

【汝の心の望むまま、鏡に映る者の手をとるがよい】

すると鏡は次々と色々なものを移した

(炎と。氷と…大樹？)

【闇の力を恐れるな】

【さあ___力を示すがよい】

鏡は目を開けられない程強い光を放った。