テスト最終日 ページ10
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白目を剥きながら受けた最終テスト。
やつれた状態でラウの所に行くと目を点にして「どしたの」と言った。
「疲れたんです、、私はもう力が出ません、、」
ラウ「じゃあ何か甘いの食べに行こ。新しく出来たパンケーキ屋さんとかどう？」
「行く」
ラウ「早っ」
ということでラウくんの奢り、いっただきましたァァ
ラウ「勝手に決まってるじゃん。まぁいいけど」
「え、ガチ？」
ラウ「え、うん。笑」
「ありがたや、、、、、、！」
ラウ「きゃはは！言い出したのはAの方じゃん」
「まぁね☆」
新しく出来たパンケーキ屋さんのパンケーキがもうそれはそれはふわっふわで、、、！
「ぬおおおおおお、、、！溶ける！溶けるぞこれ！」
ラウ「めっちゃ美味い！」
「え、ちょシェアしよ」
ラウ「賛成」
「うわっ！美味！！」
ラウ「Aのもめっちゃ美味しい！」
「ラウ、店選びのセンスあんじゃん！」
ラウ「だろ？」
「これからはラウに任せよっ」
ラウ「うん。任せてもいいけど、ハズレだった時怒らないでね？」
「うーん、、知らん。」
ラウ「うわ。こいつ、、」
「あははははは！」
ラウ「きゃはは！」
そして待ちに待った、、、
いや、待ってない。一生来ないで欲しいテスト返しがやって来た。
どんどん自分の番が近づいてくる。
「うわあああああああ」
『A』
「、、、ぁぃ、」
『よく頑張ったな。すごいぞ』
「、、、、、、え？」
なななななななななななんと、！
テストの点数！
95！！！！！！！！
「き、、きゃああああああ！！！！さゆさゆさゆさゆさゆ！！！！」
さゆ「はいはいはい何よ。私は1人しかいないよ」
「み、みて！」
さゆ「あ？95、、、、、え！！！！ヤバっ！なんで？！バカ彼氏？！」
もえ「すご！！やっぱNo.1はちがうね！！」
「これは言いに行かなければ！！！」
バンッッッッッ！！！！
ラウのクラスのドアを思いっきり開ける。
ラウ「あ、どうだった？」
「見たまえ！！」
ラウ「、、、え！すごいじゃん！！やっぱやれば出来るんだよ！」
「へへん！！あ、でも、これはラウのおかげだね！ありがとう！」
ラウ「あ、いえいえ！えー！良かったァ！じゃあ次もこのまま頑張ろうよ！そしたら来年同じクラスになれるかも！」
「え、マジ？！頑張る！！え、ちょ、」
ラウ「いいよ。協力する！俺も一緒になりたいし！」
そして私たちはその次の年、同じクラスになって、相変わらずのバカップルをした。
fin.
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作者名：まやちゃん。 | 作成日時：2021年8月21日 18時
