学校No.1？と、学校最下位 (ページ8)

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登校ページ8

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土日にラウの家に泊まったから、ラウの家から初めての登校。

何か不思議だし、何か緊張するし、何かドキドキする(？)

ラウ「よし！じゃあ、行こっか！」
「うん！」
ラウ「はい！」
「お、あはは！はい！」

手を繋いで歩く。

私たちの心の中を映し出したかのような晴天の今日。

朝だからか空気が新鮮な気がして気持ちいい。

早めに学校に行って2人きりで教室でお話。

やっぱりそういうの憧れちゃう。

「ふぅ～、、到着！空気のいい朝だけどやっぱ暑いね。真夏だ」
ラウ「そうだね。びしょびょ、笑」
「ふははは！そして暑い外から涼しい教室は最高！」
ラウ「ほんとそれ！先生やるじゃん」
「たまにはね。笑」
ラウ「きゃはは！」
「へへっ、やっぱり朝の学校は静かだね」
ラウ「そうだね。多分生徒で来てるの俺らだけだよ」
「だね。テスト前期間で部活も休みだもんね」
ラウ「あ、そうだ。勉強しようよ。朝だからちょっと雑談多めのさ」
「お、いいね。しよしよ」
ラウ「あれ、A、断らないんだ」
「まぁ、そろそろ学年ビリから脱出したいよね」
ラウ「しようよ！脱出！俺、協力する」
「いや、ラウも大変でしょ？」
ラウ「まぁ、時間作ろって思ったら作れるし。ずっと付きっきりってわけじゃないし」
「あぁ、そっか。さすがだわ学年、いや、学校1位」
ラウ「はずいはずい」
「ふはは」

雑談多めと言っておきながら、お互い真剣に勉強を進める。

少し廊下ら辺からちらほら声が聞こえ始めたところで勉強を終えた。

「結構集中したね」
ラウ「そうだね。やっぱ土日頑張ったからじゃない？」
「それあるかも。ありがとう。ラウのおかげだわ」
ラウ「まぁね」
「ラウは私とイチャイチャしたかっただけかもだけど♡」
ラウ「うざ」
「あははははは！」
さゆ「あ！バカップル！」
「うわ、うるさいの来た」
さゆ「あ？」
「あ、いや、かわいくて、美人のさゆちゃんがいらっしゃったっていう話をですね、」
さゆ「嘘つくなブス」
「泣くよ？」
もえ「今日早いじゃん。どしたの？」
さゆ「どうせバカップルのことだからイチャイチャしてたんでしょ」
ラウ「あ、バレた？」
さゆ「うわぁ～認めやがった。やっぱアンタNo.1だけあるわ。ウザさもぶっちぎりNo.1」
ラウ「ありがとう☆」
「やめとけ」

土日は過ごしたことの無い時間だったけど、今日からはまたいつも通りの時間が始まる。