. 205話 林間合宿23 ページ28
No side
爆｢近づけねェ!!クソ最大火力でブッ飛ばすしか…｣
轟｢駄目だ!｣
爆｢木ィ燃えてもソッコー氷で覆え!!｣
轟｢爆発はこっちの視界も塞がれる!
仕留めきれなかったらどうなる!?手数も距離も向こうに分があんだぞ!｣
ムーンフィッシュとの交戦は未だ激しいままだった。と言っても轟、爆豪は歯刃を自由自在に扱う格上の相手に防戦一方。
｢いた!氷が見える、交戦中だ!｣
轟･爆｢!?｣
声の方に目をやれば、地鳴りを轟かせながら木々を踏み倒し2人の元に迫る何か。
｢爆豪!轟!どちらか頼む…光を!!｣
｢肉…あﾞっ｣
黒い怪物のようなものは叫びながら手で敵を踏み倒す。
轟｢障子、緑谷…と常闇!?｣
障｢早く光を!!常闇が暴走した!!｣
轟｢見境なしか…っし炎を…｣
爆｢待てアホ
見てえ｣
*
暴走化した黒影は敵を一蹴。その最後は呆気ないもので、轟たち2人が為す術なく苦戦していた敵は気絶した。
瞬時2人が光で黒影を沈め、暴動は収まったのだった。
それから5人で最も安全な場所である施設に向かうことで話が落ち着いた。
轟｢＿＿そういや緑谷、お前神崎とペアだったろ。一緒にいないってことは、あいつは無事施設に戻ったってことか?｣
障｢俺も気になっていた、爆豪と共に狙われてるんだってな｣
その問いに緑谷は顔を顰める。
緑｢…いや…実は、
マンダレイのテレパスより先に神崎さんが毒ガスに気づいて僕だけ報告に戻ったんだ。彼女は生徒の救助に出た｣
爆｢あﾞ?…んで1人で行かせてんだテメェ｣
緑｢…分かってるよ。ヴィランによる襲撃の可能性を想定してなかった。完全に僕の判断ミスだ…｣
轟｢…、言ったって仕方ねぇだろ。
とにかく神崎がどこにいるか分からない以上下手に動けねぇ。
あいつも交戦するリスクは分かってるはずだ。…今は信じて施設に戻るぞ｣
言葉ではそう言いつつも心配を隠せず眉を顰める轟に、緑谷は自身の拳を強く握り締める。
爆｢……だから俺を守るんじゃねぇｯｯ!!｣
**
それからしばらく道を進んだ頃、
障｢＿＿!!
今、東の方から微かだが音が反響してきた。恐らく誰かが敵と応戦している｣
轟｢!
神崎か…!?｣
障｢分からない。可能性はあるが…どうする緑谷。爆豪を優先するか、二手に分かれるか｣
交戦中の生徒がAなら尚更加勢の手段を講じるべきだ。しかし、敵の前に爆豪を晒すわけにはいかない。
厳しい戦況の中、常に最善が求められる。
緑｢僕は＿＿｣
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レイ(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます!落ちはほんとに迷走してます💦かっちゃん、轟くんはもちろん夢主的には緑谷くんを好きになりそうだと思ったり。荼毘もありかも、とか…もしかしたら複数のルートを作るかもしれないです。。 (2023年5月3日 20時) (
レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
あお - いつも楽しく読ませてもらってます❗️落ちが誰になるのか楽しみです‼️更新頑張ってください(^^) (2023年5月3日 20時) (レス) @page39 id: e91ba3f295 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - あめみやさん» ありがとうございます!コメント励みになります(T-T) (2023年4月30日 13時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
あめみや(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2023年4月30日 9時) (レス) @page35 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - HARUさん» 1話だけ更新出来ました、!コメント嬉しいですありがとうございます😆 (2023年4月29日 18時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2023年3月8日 18時
