. 141話 職場体験5 ページ10
Aside
それから2対1でやり合うも余裕を一切持たせてくれない。それどころか、私も轟も血は舐められてないものの、刺されたところからの出血が多い。
それから少しして緑谷が動けるようになり、ヒーロー殺しの個性が血液型に因するものだと分かった。
轟｢さっさと2人担いで撤退してぇとこだが、そんな隙見せらんねぇ。プロが来るまで近接を避けつつ粘るのが最善だと思う｣
緑｢そうだね。…神崎さん、動けそう?｣
『もちろん』
緑｢よし…僕と神崎さんで奴の気を引き付ける。轟は後方支援を｣
轟｢相当危ねぇ橋だが…そだな
三人で、守るぞ｣
ス｢３対１か………甘くないな｣
緑谷と私で畳み掛け、そして轟の氷と炎。
自分の怪我は血が流れないよう表面だけ塞いだ。何とか闘えるけど…
あれから何分経った?
父さんの連絡があってから何分＿＿
町で何かが起きてるにしても、プロの到着があまりにも遅すぎる。
というか
“ヒーローが対応しているからお前も行け”
嵌められたのか?…でもこれは後だ。今は目先のことに集中しないと。
緑｢くそｯ…!!ごめんっ2人とも!!｣
緑谷が血を舐められ動けなくなったところでヒーロー殺しの標的が私に移る。
反撃に出ようとするも、ペースを呑まれていつも通りに闘えない。加えてさっきから明らかに敵の動きも変わった。
ふと、急に距離を詰められて体制が崩れた。
(まずい…!立て直さないと…)
ス｢…おまえは
ヒーローとは程遠いな｣
『…は?
…しまｯ…!!』
動揺して避け切れなかった。刀で横腹を刺され壁に突き立てられる。
轟・緑｢神崎／神崎さんｯｯｯ!!｣
ス｢しばらくそこにいろ…｣
幸い轟の炎のおかげで血を舐められることは無かった。けれど痛みで力が入らない為に刀が抜けず動けない。
飯｢やめてくれ…もう、…僕は｣
轟｢＿＿やめて欲しけりゃ立て!なりてぇもんちゃんと見ろ!!｣
彼のその一言が、飯田の想いを駆り立てる。
ス｢氷に炎…言われたことは無いか?個性にかまけ、挙動が大雑把だと｣
『轟ｯ!!』
足から炎を放出するも間に合わない。
轟の懐に入り込んだヒーロー殺しが、彼を切りつける、直前だった。
飯｢レシプロ…バーストｯ!!!｣
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すずのあい(プロフ) - 凄く面白くて、一気見しました！キャラの性格とかぶれてなくて本当によむのがたのしいです！続きもとても楽しみにしてます。 (10月2日 16時) (
レス) id: be9f71b85f (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - メジロさん» ありがとうございます!!デザイン本当に苦手なので感激です!更新頑張ります️🔥💪 (2023年4月23日 21時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
メジロ(プロフ) - 夢絵があるのて始めてすき！！と思えました ヒロインコスチューム可愛いすきです ❤︎ ̫❤︎ (2023年4月19日 18時) (レス) @page46 id: e9d0f0e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お化け👻さん» デザインは頭の中で出来上がっているので描いてみます!試験控えているので2週間後くらいになりますが(> <)💦 (2023年2月12日 22時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
お化け👻 - 夢主さんのヒーローコスチュームが見たいです (2023年2月12日 12時) (レス) @page32 id: 10a0cbfaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2023年1月1日 23時
