.７４話 敵襲来�� ページ30
Aside
死「＿やっと化けの皮が剥がれたか
俺の鬼…！」
身体に熱が溜まり意識が朦朧とする。それどころか、何かに意識が持っていかれそうで。そうなればもう制御出来ず、"化け物"になってしまう。
"全てが憎いか？全てを壊したいか？
抗うな。私に任せればいい"
そう、私の中の獣が囁く。
もう楽になりたい。でも…彼らの目に化け物として映るのが、罪のない人を傷付けるのが、恐い。
＿だけど…ひどく、眠い
"…愚かな子。だからお前は報われない"
その時プツリと意識が途切れた。
死「あーあ…やっぱ欲しいなぁお前
…脳無、殺すなよ。連れて帰るから」
脳無が一直線に向かってくる。
私は、
Fhooooooo
渦巻く蒼炎が脳無を包み込み、１本の柱の如く高く舞い上がる。
その温度は約＿6000度
「…ｳ゛ｳｳｳｳ……ｸﾞｳｱｱ…!!」
徐々に皮膚が溶け脳無は踠き苦しんでいる。その様子を見ても、心が動くことはない。
そこには何の感情も存在しない。
Aが放つ殺気が施設全体を取り囲む。背筋が凍るような、ただひたすら冷酷な殺気。
死「…!?なんだ…再生が追い付いてないのか?!」
勝利を確信したその瞬間、炎は消えた。
『…は…?何故…
＿ｯｯ!!!
……ｱｱｱｯｯ……ｯﾂ゛………!!!』
死「…状況判断が速いね黒霧。よくやった」
黒「流石の脳無もあの炎は耐えられませんよ、死柄木弔。彼女が例の鬼の少女ですね」
『…ｯｯ……ぁ………ｯ』
ワープゲートｯ…いつの間に…
蒼炎をワープされた。私の真後ろに。すぐに消したがその一瞬でさえ、炎の耐久に限度がある私にとって致命的だった。鬼化は解け全身火傷に耐えきれず倒れ込む。
辛うじて意識は保ててるが、"限界"に達した。傷を治せるほどの体力はもう、微塵も残ってない。
死「で、黒霧、13号はやったのか」
黒「行動不能にはできたものの、散らし損ねた生徒がおりまして…1名逃げられました」
死「………。…は？
黒霧お前…お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ…
さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わないし…脳無も弱ってる。
ゲームオーバーだ…あーあ。A連れて帰ろっか
暴れられても困るしな…
脳無、Aの足潰せ。どうせまた治るだろ」
まずい。動かないと連れていかれる。
捕まれば、オールマイトに迷惑を掛けることになる。
でも…力が入らない
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レイ(プロフ) - コメントありがとうございます！夏休みが終わったらまた更新を停止すると思いますが、それまでは続編に移行するので是非お付き合いくださいませ(*^^*) (2022年8月6日 13時) (
レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
イレイス - 戻ってきてくれて嬉しいです！たまたま見てたら見覚えがあったので見てみたらまさかの私のお気に入りの小説だったのでとてもびっくりしました！勉強お疲れ様です！ (2022年8月5日 20時) (レス) @page50 id: a3782054c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 爆豪落ちを期待しています(´｡✪ω✪｡ ` ) (2022年7月27日 17時) (レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - すごく面白いです!続きがすごく楽しみです (2022年6月26日 11時) (レス) @page41 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - 今日見始めた者ですがはまってしまいました..だから消すのだけはやめてほしいです！勉強頑張ってください！応援してます！ (2022年6月26日 0時) (レス) @page41 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2022年3月7日 20時
