検索窓
今日:73 hit、昨日:59 hit、合計:10,319 hit

わからないわよ! ページ10

京子「…………」


流「…………」



まだ京子は信じられなかった。あの時の女の子が
まさか流川だったなんて…と。。両手で頭を抱えて
流川をチラチラと見る。



京子「まさか、あの子がこんなにデカくなるなんて…」


流「ちゃんと苗字と名前を言ったぞ。
 あの時も、屋上で会った時も…」


京子「いや、違いすぎてわからないわよ!!」


 主に見た目が……あの頃は確か、


京子「アンタたしかリボンしてたわよね?
 ピンクの!フリフリの!!」


流「??」


京子「それに髪も長かったしあれじゃ女の子と間違えて
 もおかしくないわよ!!」


流「してたかな…」


京子「してた!」



ここに!と、京子が頭の左上に指で輪っかを作ると、


流「あー、してた。あの時はねーちゃんの着せ替え人形に
 されてて…そうか…それで……」


京子「はぁ〜?」



コイツは、小さい頃からバスケのこと以外は
ボーッとしてる子だったんだと京子は確信した。

 でも、反面…自分より女の子っぽいあのルックスに
少し嫉妬してたと話した。



京子「それが、こんなに男前になっちゃったのね〜」


流「…!!」


 
 京子は無意識に流川の頬に手を当てた。
ペタ…と女の薄い掌を当てられて…流川はピクン、と
反応してしまった。


京子「わっ」


流「てめーは誰でも彼でも…こんなことすんのか?」


京子「えぇ?」


流「ちっとは…危機感を持て」


京子「??」



京子はふいっとそっぽを向く流川を不思議にみつめ、
首を傾げる。何か悪いことでもしたかな…と。


 そして、話題は過去の話に戻って…



京子「で、いつわかったの?
 私が…あんたの幼馴染だったニカちゃんだって」



流「………」

流川の確信 1→←高校での再会 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シルビア★姉貴 - もし良ければ…合作しませんか!? (2月21日 21時) (レス) @page27 id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 初コメ失礼します!お話めちゃくちゃ面白くて読んでて本当に楽しいです🥹💓次の更新日まで楽しみに待ってます💓 (1月15日 12時) (レス) @page18 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤星 | 作成日時:2023年12月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。