桜木軍団の紅一点は、バスケットマンたちに迫られています。3

高校での再会　3 ページ9

そして、二科はバスケ部の練習に顔を出しに
来るようになった。理由は、桜木花道…。アイツの
様子が気になるから。


花「京子〜！」


京子「よっ、花道」


アイツに見せるあの顔を見ると、妙にモヤモヤして
仕方がなかった。最近はバスケにも支障が出てシュートを
外しまくることが多い。


　俺といるときはあんな顔を見せないのに…なんで？



彩「へぇ〜？流川あんたあーいうのがタイプなんだぁ？」


流「？？」


彩「ありゃまた手強そうな子ね〜、
　和光中の元裏番だった子でしょ？？」



彩子センパイ曰く、アイツは桜木達と共に有名な女不良
であり…中学ではよっぽどのワルだったみたいだ。
喧嘩も相当強く、男3人を1発で倒すほどだから…でも、
桜木や水戸たちといるのを見ると、そんなふうに感じない。



花「みててくれよ！俺の華麗なるっ」

高「どうせまた外れるって〜！」

野「そーそー！！イキってたらまたゴールに頭ぶつけんぞ！」


花「なんだとっ！この暇人軍団〜！！」




京子「あっははは！ばっかでー！」




流「………」




"ﾆｶ「あっははは！！たのしーよこれ！楓ちゃん！！」"






あんなふうに、ニカちゃんも笑ってたっけ。
なんでだ…あの女がどんどんニカちゃんに見えてくる。



流「まさか…な」


彩「ん？ちょ、流川ぁ」



俺は今日もまた、強引に二科の腕を引っ張り…
体育館にあげる。。



京子「えっ、なに、ちょ、ちょちょ！！」


花「あーっ！！ゴルァ流川！！京子になにすんだ！！」



流「そんなとこで見てねーで、こっちでみやがれ、
　このドアホーが」


京子「ど、どあほーって…」


花「ぬぁにを〜っ！？おい！その手を離せっ！！」



軍団「「「「いいぞいいぞ〜！！」」」」


彩「ぷぷぅ、アレ見るの楽しみなのよね！
　実際…うっぷぷぷ////// 」





京子「ちょ、離して！もう！流川！！」


流「…………」



なんでだろう、こんなに嫌な顔をされているのに、
コイツに俺のプレイを見て欲しいって思っちまう。

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