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公園の思い出 4 ページ5

ニカ「かえでちゃん」


流「!!」



 俺とニカちゃんは時々公園で会うようになった。
週に1、2回程度だけどニカちゃんに会えるだけで
毎日が楽しかった。


 ニカちゃんは毎日笑って俺と遊んでくれた。


 いじめっ子たちも俺に構うことはほぼなくなった
し、少し幼稚園での生活も楽になった。






ニカ「ねぇ、かえでちゃん」


流「??」


ニカ「そのボールってなに?かえでちゃんずっと
 もってるよね?? それ」


ニカちゃんは俺のバスケボールを指差した。



ニカ「なんか、、前のよりおっきいね?」



今日はねーちゃんのバスケボールを持ってきた。
いつもは小さいサイズのボールだけど、今は基礎の
ボールハンドリングやドリブルを練習してるから
時々ねーちゃんのを持ち歩くようになった。


流「バスケットボール」


ニカ「ばすけっとぼーる??」


流「うん、バスケ」



俺は首を傾げるニカちゃんに実際にドリブルして
見せた。当時まだ下手くそだったけど…ニカちゃんは



ニカ「へぇ、すごい!そうやって使うんだ?そのボール」



 俺の下手くそなドリブルを笑顔で褒めた…



流「!……うん、他にもこんなことできる…」



 その次は、ボールハンドリング…これもねーちゃんに
教えて貰ってまだ日が浅かったので荒削りだ。



ニカ「へぇ〜!すごい!!かえでちゃん!」


流「/////// 」



ニカちゃんはパチパチと拍手して俺のハンドリングを
笑って褒めてくれた。俺は舞い上がってしまって、、
他にも色々やって見せた。


ついには近くのバスケットコートまでニカちゃんを
連れて行って…ドリブルシュートも決めたんだっけ。

 今回は偶然上手く入ったシュートを、ニカちゃんは
目を輝かせながら……




 

ニカ「すごいね!かえでちゃん!!
 アンタってこんなに凄い子だったんだね!!」



流「っ!!////// 」



ニカちゃんは陽気にニカッと笑って、グッとちいさく
ガッツポーズをしている。そして、転がったバスケ
ボールを拾って俺のところに来る。。



ニカ「ね、アタシにも教えて?バスケット!!」


流「……い、いよ////// 」


ニカ「やったぁぁ!!」



それから俺はニカちゃんとこのバスケットコートに足を
踏み入れるようになり、少しの間だけどバスケをしてたん
だっけ……



 その後…ニカちゃんはあの公園にも、バスケコート
にも来なくなった。。

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シルビア★姉貴 - もし良ければ…合作しませんか!? (2月21日 21時) (レス) @page27 id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 初コメ失礼します!お話めちゃくちゃ面白くて読んでて本当に楽しいです🥹💓次の更新日まで楽しみに待ってます💓 (1月15日 12時) (レス) @page18 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤星 | 作成日時:2023年12月27日 13時

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