飽きないわ ページ15
翌日、京子は彩子と廊下を歩いていた。
部活前に諸々の荷物を運んでいたのだ……
彩「ごめんね〜、京子。
荷物持ってもらっちゃって〜」
京子「いやいや、こんな大荷物持って階段降りる方が
もっと危ないですよ」
しても、彩子より京子の方が荷物を3分の2は持っている。
なるほど、これが京子が女の子にモテる理由ね…と彩子は
頷いた。すると、向かいから190センチ程の男が…
彩「お！流川！！」
流「彩子センパイ…と…」
京子「よっ、流川…おっとと」
京子は階段を降りようとすると、よろけてしまった。
それを見た流川は無言で京子から荷物を奪うようにとった。
京子「ちょ、流川？」
流「腕…まだ完治してねぇのに無茶すんな」
京子「お………うん……アリガト」
彩「………」
そして流川は体育館まで荷物を運んだ。
どうやら、2人は完全に仲直りしたみたいでよかった。
アタシとしてはもう少し見てたかったけど……
『警視総監流川(京子専属)』 を…ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ///////
彩「にしても、あの流川がねー…」
今でも思う…流川がこんなに女の子に優しいところを見る
時が来るなんて思わなかった。2人は全く接点がなさそうで
どこにこの2人が引き合う要素があるのか考えきれなくて…
彩「でも……」
京子「あ、流川…今日体育テニスやったでしょ」
流「なんで知ってる？」
京子「窓から見えた、アタシの席窓側だから……
流川の肩にテニスボールが直撃するとこも見えたよ」
流「むっ、当たってない」
京子「当たったよ」
流「当たってねー」
京子「当たった！」
流「当たってねー」
京子「当たったわよ!」
ｾﾞｪｾﾞｪと10回ぐらいそんなやりとりをしてる。
あんたたち階段降りてるんだから気をつけなさい？
どっちも頑固で…こっちも案外面白い。
彩「むふふふふ//////」
京子・流「「？？」」
ほーんと、あんたら見てて飽きないわ…全く。
すると、、、
「二科京子！！」
京子「？？」
突然、青い髪の体の大きな女の子が道を塞いできた。
しかも、京子の目の前に……なにやら、波乱の予感？？
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シルビア★姉貴 - もし良ければ…合作しませんか！？ (2月21日 21時) (
レス) @page27 id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 初コメ失礼します！お話めちゃくちゃ面白くて読んでて本当に楽しいです🥹💓次の更新日まで楽しみに待ってます💓 (1月15日 12時) (レス) @page18 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月27日 13時
