悲劇の予感 ページ4
小池の説教が職員室にこだましていた。
アタシが呼び出された理由は、授業のサボり癖
のことみたいで…ま、予想はしてたけど。
京子「(花道、練習頑張ってるかな)」
説教が頭に入らず、バスケ部のことが気になって
仕方なかった。あの練習試合から、アタシはバスケの
ことを独学で勉強してる。バイト先の古本屋でもバスケ
の説明の本があったため…空き時間に読んだりしてる。
「きいとるのか！二科！？」
京子「うーい…」
アタシはそっぽを向いて椅子を揺らす。すると、
「あの！二科さんはっ！！」
京子「？」
複数人、男子生徒が職員室にきた。
何かあったのか？アタシを見つけるなり、
その子たちが走ってくる。
明らかに様子が変だった…何があった？
京子「どうしたの？」
「大変なんだ！体育館に来てくれ！！」
京子「たいいくかん？」
その男の子が発した言葉に反応しちゃった。
体育館…バスケ部…… 花道！！
「おい！なんだお前たち、おい！！二科！！！」
アタシは椅子を倒す勢いで立ち上がった。
京子「すいません、せんせー。
アタシちょっと用事思い出しました。」
「お、おい！コラ！！またんか二科ぁ！」
アタシは走って体育館に向かった。
京子「これは……」
よく見たらカーテンと全部の扉が閉まってる。
外は他の生徒に体育教師……完全に中の様子がわからない
状態に……アタシは体育館準備室に回った。その古びた
ドアを開け、入る。ここまで来たらついてきた男子生徒を
中に入れる訳にはいかず……
京子「あとはアタシ1人でいく、アンタたちは
体育館から離れて」
「で、でも二科さん！」
京子「あと…センコーたちに絶対この扉のことを
言わないで……後々めんどくさくなるから」
男子たちを置いて、アタシは古びた扉を閉める。
そして、体育館に繋がった扉から大きな音が聞こえた。
同時に怒鳴り声も……
京子「花道……」
アタシは喧嘩はできるだけしたくはない…
でも状況が状況なのでバスケ部の、花道の為に…
どんなに危険なことでも踏み出す覚悟はもうできていた。
京子「まってて…花道！」
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ユウキ(プロフ) - 血糊ならどれだけいいかとか… (2月25日 6時) (
レス) @page10 id: 65fe56d996 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 牧さん・神さん・信長との絡みがみたいです…。 (12月16日 11時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月15日 21時
