桜木軍団の紅一点は、バスケットマンたちに迫られています。2 (ページ29)

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見守り隊ページ29

京子「花道…宮城さん、ミッチー先輩……」

　
　京子は取り出そうとしたタバコの箱を引っ込めた。
そして倒れてる3人を順番に見る。この場所で、、
この3人の男が何をしていたのか察しがついた。

京子「みてた？」

花「え、えぇえへへへ！」

宮「いやぁ…ははは！」

三「京子…おまえ女にモテんだな…」

最後の三井の正直な発言を聞いて、京子は大きく
息を吐いた。ポケットの手紙の封筒が飛び出てる。
アタシは3人を連れてとりあえず屋上に向かった。

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京子「あーいう手紙貰うの、中学の頃からなんです。
　不良に絡まれる女の子とか…困ってる子とかいたら
　何故か自然に……その、こ、ういを持たれる？という
　か……」

京子はパックのお茶を両手に持ちながら話す。
確かに京子の身長は宮城ほどあり、170近くある
女子の中では珍しい高身長だ……

　でも、実際は普通の女子。
普通に男と付き合って普通に結婚したいって願望
を持っているのやもしれん…

　
宮「………んー」

　でも俺は思う…それはもうすぐ叶いつつあるんじゃねぇ
のかって、だって……

"花「京子を離せっ！この陰険ギツネーッッ！！」"

"流「うるせー、テメーが離せ。ドアホー」"

"三「京子！京子！！みてくれ、この俺の3Pシュート！」"

宮「………ねぇか、よりによって好かれる相手がなぁ…」

問題児三人衆…なんて、口が裂けても言えん。
でも男にも好かれてるのも本当だ。だって
この間俺のクラスでも……

"「二科京子って結構可愛いよなー」"

"「おぉ、なんかあのミステリアスな雰囲気とかよ」"

"「喧嘩強ぇし、頭もいいし」"

"「俺女だったら絶対好きになってるよぉ…」"

こんな感じで男の隠れファンもいる。

　ただ、付き合う相手をちゃーんと選ぶんだぞ？

三「あ、お前それ俺の焼きそばパンじゃねーか！！」

花「え！？いやぁ、そうだったっけ！！」

三「このやろ！最後の楽しみを！！
　京子ー聞いてくれ！コイツ俺の焼きそばパンを！」

花道と三井さんのやりとりをみて笑っている京子。
普通の女の子じゃん。よく見たら…笑った顔可愛いし、
こんなの女だけじゃなくて男も惚れるに決まってる。

　
　だから、もっと女として自信を持て、京子…