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二科は1冊の本を取り出して、俺の前に座った。
二科は本をパラパラと捲って本を大きく広げる。
京子「スリーポイントシュート」
三「！！」
京子「スリーポイントラインで区画されたスリーポイント
エリア内で放たれたショットのこと。。
それを決めたら得点が3点もらえる………」
三「…………」
二科は俺の方を見て、本を広げて見せる。
京子「こんな遠いとこから打って入るんだね…」
三「……！！」
入門書の説明文の側に、チラチラと付箋が見えた。
そこには二科が感じたことや他の本で調べただろう
知識などが書いてあった。
京子「今日さ、三井さんがスリーポイント決めるとこ
みたよ」
三「え…」
京子「ゲームに集中してて気づかなかったかもしれない
けど、花道に聞いてね。三井さんが凄い選手だーって
自慢げに話してくるの…だから気になって来たんだ」
三「………マジかよ、来てたのか」
京子「で、スリーポイント決める三井さんもみた。
あんな騒動起こしたヤツが、めちゃくちゃ綺麗な円を
描いたようなシュート決めるんだから…一瞬目を疑った
よ…」
二科は少し苦笑いを浮かべ、本を床に置く。
コイツはコイツなりにバスケのことを勉強してるんだ。
ただ、応援するだけじゃなく…自分からルールを覚えよう
として、
京子「その時感じたよ。三井さんのバスケットに
対する情熱をね……流川並にあるよね」
三「なっ、流川に負けてねぇ！
俺の方が100倍好きだかんな！！バスケ！！！」
つい、俺は立ち上がってしまった。
二科はギョッとして俺を見ていた…あ、しまった。
殴られるか？と目を瞑ったら…
京子「ぷっ……ｸｸｸ////// 」
三「え？」
京子「いや…ごめん、三井さん意外と子供っぽい
んだなーって………ふふっ…おっかしぃ…////// 」
三「なっ/////// 」
腹を抱えて笑う姿…コイツってこんなふうに笑うのか…
なんて思ってたら…今度は目を細めて俺を見る。
京子「でも……あのスリーポイント、めちゃくちゃ
綺麗で、みてて感動したのは本当」
三「……二科」
「これは幼馴染としてなんだけど」と口を開いた
二科は立ち上がって俺に頭を下げる。
京子「これから、湘北バスケ部のメンバーとして、
花道達をよろしく…三井さん。」
三「…………っ…お、おぉ！////// 」
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ユウキ(プロフ) - 血糊ならどれだけいいかとか… (2月25日 6時) (
レス) @page10 id: 65fe56d996 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 牧さん・神さん・信長との絡みがみたいです…。 (12月16日 11時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月15日 21時
