桜木軍団の紅一点は、バスケットマンたちに迫られています。2 (ページ22)

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来客ページ22

pm 19:30……

　家で1人、TVを見ていたら…
インターホンが鳴った。襲ってきてた
眠気が若干引いてアタシは玄関に向かう。

京子「はー……い」

　玄関を開けた途端、そこに立っていたのは…
スポーツ刈りの好青年…三井寿だった。

三「よ、よぉ」

京子「………………」

アタシがドアを閉めようとしたら「ちょちょちょ待て！」
とドアを無理やりこじ開けようとしてきた。

京子「なに…」

三「なにって…おまえ……」

京子「要件ないなら帰ってくれる？」

　冷たく言い放つと、三井はデカい体格に似合わず、
「うっ」と、後ずさってしまう……
アタシがドアを閉めようとすると、三井は大声で

三「よっ、要件なら…あるっ！！！」

京子「…………」

結構声でかいなコイツ…なんて思いながら
アタシは暫く考えた。要件、とやらに耳を傾けるか…
アタシはドアを大きく開ける。

三「えっ」

京子「……………入れば？」

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　今日、練習終わりに俺は桜木に二科京子のことを聞いた。

花「京子の家ぇ？」

三「…………」

　アイツに謝るために、幼馴染である桜木に家の住所を
聞いた。すると隣で聞いてた宮城と木暮が…

宮「ひっ…三井さん京子に何する気！？」

木「ま、まさか…三井お前…」

三「ばっか！そうじゃねぇ！！////// 」

　俺が大声を上げると2人は笑って「「ジョークなのに」」と
言う。くそ、ｺｲﾂﾗｧ…/////////

花「京子の家なら俺ん家の隣だぞ?」

三「あぇ？」

そして、俺は桜木についていった。
自分の家と逆方向の場所のアパートの2室に
『桜木』ともう一つ、『二科』の表札がある。

桜「じゃーなミッチー」

三「は？お前一緒にきてくんねぇの！？」

桜「ミッチー、京子に謝るなら1人で行った方が
　いーぞ？俺がきたらすぐ追い返されかねんからな」

桜木はﾋﾞｭﾝｯ、と部屋に入って行った。
なんで薄情な…なんて少し思ったが、これが常識
なんだ。俺は二科の部屋の前に立ってインターホンを
押した。