駐輪場の乱闘 ページ45
授業を終え、アタシは下駄箱から靴を取る。
今日からバイトのシフトの時間をずらして貰い、
花道の練習の見学に行く時間が設けられたので、
体育館に……それにしても、
京子「インターハイ…かぁ」
以前彩子さんがアタシに教えてくれた高校バスケの
夏の全国大会…花道も、試合に出るのかな。
京子「応援、行かなきゃな…」
今度は学校の体育館じゃなくて、ちゃんとした大会用の
体育館で応援するんだから…洋平や晴子たちと一緒に…
京子「ん？」
校舎裏に人だかりが集まっていた。
なんだろうと思い、アタシは少し覗いてみる。
あそこは駐輪場、、そこで行われてたのは、
乱闘という名のプロレス……そのうちの1人は、
赤い髪のリーゼント、花道だった。
もう1人は、、誰?？
京子「って、部活やってる人って喧嘩しちゃ…！！」
アタシは鞄を放り、乱闘現場に駆けつけた。
すると、彩子さんと晴子が……
京子「彩子さん！晴子！！」
晴「あっ！京子ちゃん！！助けて！！
桜木くん達が！」
晴子が泣きながらアタシをみる。彩子さんも
青ざめてアタシに助けを求めてた。
彩「こんなことバレたら試合に出られなくなる！！」
2人が困ってる。ってアタシもだ、男の喧嘩を止める
なんて行為したことないけど……とりあえず…
アタシは2人が拳を互いに振り上げた瞬間を
見計らい、中間に入った……
そして……
花・？「「！！？？」」
京子「そこまで」
ドスｯｯ！ﾄﾞｽｩｩｯｯ！！！
鈍い音がした。。
アタシは2人の男に同時に手刀を喰らわせた。
2人ともアタシの手が届く高さでよかったぁ……
勿論、周りの人間は固まった……そして、駐輪場
にいた男達、のうち…2人はアタシをみるなり顔を
青くした。
「ひっ！！」
「二科！」
京子「……あれ、堀田先輩なんで倒れてんの？」
と、アタシが見つけたもう1人の男。
青みががかった黒髪のロン毛の男……そいつは
アタシと倒れてる花道ともう1人の男を見つめてた。
これ以上関わるのはナッシングだ……
2人の制服の襟を掴んで、
京子「じゃ、彩子さん部活行きましょうか」
彩「え！え、えぇ…！！」
彩子さんは言葉を詰まらせて、返事した。
あーあ、こりゃ怖がらせちゃったか？
花道と謎の男Aを引きずって体育館に向かう。
京子「さすがに……重いんだけど」
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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
