バスケ部のお姉ちゃん ページ43
仙道とのデートから数日が経った。
アタシはバイトのシフトを減らして、バスケ部の
応援に顔を出すようになった。下駄箱からローファー
を取り出し、外に出て体育館に向かうと……
彩「あっ！京子！！」
京子「こんにちわ」
陵南との練習試合の後、彩子さんとは晴子並みに
親しい関係になった。時々学校で見かけては
大声で挨拶してくるとこや、お菓子の交換も
するような関係に……
彩「マネージャーになる気になった！？」
京子「いえ、なりません」
彩「率直！！」
彩子さんはサバサバしてて気さくで話しやすい。
グラマーでクールな印象だと思ったが、とんだ勘違い
だったようだ。頼れるお姉さん感があって強くて…
なにより花道と流川と一緒にいる時は彩子さんが2人の
お姉ちゃんみたいな感じになってるのが面白い…
実際、洋平とその現場をみて笑い転げたっけ。
彩「そいえば京子。あんたインターハイ予選は
応援に来るの?」
京子「え？ナニソレ」
彩「あら！聞いてないのね、
夏に開催される全国大会なんだけど神奈川は
県予選の準優勝高までがインハイの出場切符を
与えられるのよー？」
準優勝……てことは
京子「2位…までってことか」
彩「そ！京子が来てくれたら、桜木花道も流川も…
頑張ってくれると思うのよね〜」
京子「ちょ、な、なんですか」
彩子さんは花道と流川がアタシに絡む時だけめちゃ
ニヤニヤしてくる。何を考えてるのか予想できるが、
本当そういうのは期待しても無駄だ。
京子「あの2人とはなんでもないから…」
彩「えー？そぉ？でも、この前の練習試合では、
陵南の仙道があんたのことめちゃくちゃ見てた
気がする」
京子「…………」
なんでこの人こんなに鋭いんだ…ていうか仙道！
アンタは試合に集中しろよっっ！！！
彩「あれ？あんたもしかして、図星！？」
京子「チガイマス」
彩「うそ！なんかあったんでしょ！！！」
京子「ナイ」
彩「ちょ、待ちなさい京子〜！！」
部活前、アタシと彩子さんは校舎内を鬼ごっこして
部活に遅れてしまうという失態を犯した。ま、アタシは
バスケ部じゃないから別に怒られなかったけどさ。
花「む、京子と彩子さんめっちゃ汗だく」
京子「……は、な、なんでもない…」
花道はこてん…と首を傾げていた。
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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
