嬉しかった ページ33
翌日、今日も今日とてアタシは授業をサボる。
今日は少し雲が出てるな。
ポケットの飴もすこし溶けてた。
京子「でーと…か」
昨日は寝付けなかった。デートして…なんて
男の人から言われたのは初めてで……
" 「今度どこか出かけません！？////// 」 "
女の子達からは頻繁に言われてたけど…
思い出すだけで体温が上がってしまう…
「おい」
京子「ん？
う、うわぁぁぁ！！！流川！？！？」
いつの間に屋上にいたのか流川はアタシの横に
立っていた。コイツもサボりか…
流「どうした、ボーッとして…」
京子「あ、うーん」
流川に話してもしょうがない…アタシは
言葉を飲み込み、フェンスに手をかけた。
京子「なんでもないよ、ちょっと
疲れただけ…って、流川の方が疲れてるか」
なんせ昨日は練習試合だったんだから。
流「きのう……」
京子「ん？」
流「試合…見にきたな」
京子「うん、見にきたよ
流川、凄い活躍してじゃん」
簡潔に言ったが、本当のことだ。
仙道相手にあそこまで互角にプレイしてたんだから。
それに流川はプレイスタイルも優れてて、見てて
綺麗だと思ったから。
すると、流川もフェンスに寄りかかり…
ボソッと呟いた。
流「きてくれて、嬉しかった」
京子「ん？…うん、みんなで応援するって
約束してたからさ。ほら、洋平も晴子も…」
流「ちげー、ドアホウ」
京子「え？……うぉ」
流川の綺麗な顔がｸﾞｯと近づいた。
それだけでドキドキしたのに、その上両頬を
ｶﾞｯと捕まれ……
流「おまえに…………応援されて、嬉しかったっつってんだ」
京子「………………」
流「この、どあほーが」
つまり、どういうことだ？アタシに応援されて
嬉しかったって…流川には親衛隊の女の子たちとか
晴子とか熱烈な応援団がいるじゃんか。
それがなんで…「おまえに応援されて…」なんだ。
ｷｰﾝｺｰﾝ……
チャイムが鳴り、「じゃーな」と流川が屋上を後に
する。この後の授業は出るつもりだったのに……アタシは
結局またサボってしまった。
なんなんだ…最近、、バスケットというスポーツに
関わると、なんでこう……
京子「めんどくさいことだらけ/// 」
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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
