悩みと衝撃！ ページ22
試合開始前、アタシは2階のギャラリーで10番の
赤いユニフォームを着た幼馴染を見ていた。
京子「花道ったら、すっかりスポーツマンだね」
そういえば、アタシも今日赤いスカジャン着てきたんだ。
なんか、応援団みたいだね。1人だけだけど……
でも、横に凄まじい応援団の方々が……
「「「るっかーわ！レッツゴー流川！」」」
京子「……………」
陵南の方々も引き気味に流川親衛隊の女の子たちを
見ていた。うん、変な意味で目立つね…
京子「あっちで応援しよ……」
流川親衛隊からなるべく遠くの位置で応援するように
アタシはポケットに手を突っ込んで歩いた。すると、
セーラー服の小柄な女の子たちが、やってきた。
「あ、あの…/////// 」
京子「ん？」
「あ、えっと、どこかのモデルさんとかですか？？」
京子「ん？……えっと、アタシ？」
「はい！って、アタシ？？」
その子はアタシの一人称に疑問を持っていた。
あ、この子らアタシを男だと思ってんだ……
今日はスカジャンにTシャツにジーパン…髪もさっき
ゆるく縛っているから。なにより自分の肩幅を恨む。
性別を明かすとその子達は謝ってきた。
「す、すみません！と、とんだ勘違いを！！！」
京子「いや、いいよ…アタシの方こそ紛らわしいカッコで。
ほんとにゴメンね？」
軽く片目を閉じて謝ると、何故かその子達は顔を真っ赤に
してどこかに行ってしまった。にしても…つくづくこの体型
を恨む。この前の身体検査も身長みたら168超えそうだった。
京子「はぁ…こんなとこに来ても……」
手すりに額をつけ、はぁっ…と溜息を吐いた。
そんなことをしてたら、「チワース」と体育館の扉が
開く音と脳に残るような低音ボイスが響いた。
京子「ん？………！？」
その人物、皆から『仙道』と呼ばれていた。
その人物を見た瞬間…
アタシは、今の悩みが吹っ飛ぶくらいの
雷に打たれたような衝撃を受けていた。
その訳は試合後にでも話そう、今は
湘北対陵南の練習試合の話だからね…
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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
