赤面おねぇ ページ44
そして、紅野家にて
A「……………」
" 俊也くん！"
"なずな！！"
"好きだ！！"
"私もよ！！"
A「…………好き…か」
妹から借りた少女漫画を読んでみた…
こんなシチュエーション、現実にあるのかな…
"カ「A……」"
A「っっ///////// ！？！？」
な、なんで神谷の顔姿が浮かんできた！？
しかも、私っ、めっちゃ顔赤いんですけど！？！？/////////
A「神谷…は、私のこと…好きって言ってたわよね…」
でも、今日の会長との会話を見た時のあの顔……
すごく生き生きしてた…何より楽しそうだった。
私にあんなに付き纏ってたくせに……
A「………………会長は、確かに私より可愛いから…」
大きな目に、綺麗な夜空のような髪色…
誰にでも分け隔てなく接することができる明るい女の子…
どうして？私は神谷のことなんとも思ってないはず…
はずなのに………
A「………なんなのよ…この複雑な気持ちは///////// 」
どうしても、今日の二人のことが気になる。
まさか神谷、本当は会長のこと……
はぁ、なんだ、そういうことだったのか……
A「………だったら私がやるべきことは…」
神谷と会長の距離を縮めること！！！！！！！
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茉「じーっ」
おねぇが急に私の漫画を借りたいとか言ってきたから
おかしいと思って部屋を覗いてるけど…
A「神谷……」
さっきから呟いてる「神谷」って…だれ？
しかもおねぇ……
A「っっ〜〜っ///////////// 」
顔ちょーまっかっか！！！！！！！
え！なに！？その神谷って人のこと好きなの！？！？
やばい、恋する乙女顔のおねぇなんてちょーレアなんだけど！
茉「おねぇって、赤面だとあんなに可愛かったんだ？
ふーん…神谷ねぇ……あ、そーだ！」
紅野茉莉花、とあることを思いついた夜……
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作者名：赤星 | 作成日時：2022年6月20日 4時
