ライバル？？ ページ26
その後紅野さんに沢村はこっぴどく怒られ……
いや、あだ名で呼ぶなっていう意見を言っただけ
なんだが……
A「はぁ、沢村くんたら…」
御「アイツがそう簡単にあだ名で呼ばないのは無理なお願い
だと思うんだよね〜((ﾆﾀﾆﾀ 」
A「でも、学校内で呼ばれたら溜まったもんじゃないわ」
御「確かに、俺なんて呼び捨てだしな…てか、もう
20時じゃんか」
グラウンドの時計を見る、そして外は真っ暗だ。
いくら都会とはいえ、街灯だけを頼りに歩いて帰るのは
危ない…。
カ「じゃあ、俺が家まd((降「A先輩！」
「送っていくぞ」と、言おうとしたカルロスを押し退け、
Aの前に立ったのは、今まで黙っていた降谷だった。
カ「あ？」
A「降谷くん？」
御「うぉ！降谷急に現れんなよ…」
A「なに？降谷くん」
降「僕が送って行きます、女の子1人じゃ、危ない…です」
A「え？」
驚いた。あのボーッとしている降谷が女の子に…
しかもあの通称《氷の女王》の紅野さんに
すると、押し退けられたカルロスが降谷の前に立つ。
カ「待てよ、いきなり人の話遮っといて
今度はAを独り占めか？」
降「(なんで半裸…)でも、紅野先輩にはテスト勉強のお礼も
あるので…貴方が一緒にいたいかどうかなんて僕には関係ない」
カ「…て、テスト…勉強？まさかA、この坊ちゃんと……
2人きり…で？」
A「いや、沢村くんも一緒に」
カルロスはなぜかホッとした表情を見せた。
コイツ頭の中で何考えているのか考えないようにするけど……
とりあえず、なんか面白い展開になってきた…
降谷とカルロスは紅野さんを挟んでﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯと
火花を散らしている。
降「僕が送ります」
カ「いいや、俺だ」
降「僕！」
A「ふ、2人とも？どうしたの？？」
対する紅野さんも、鈍感なのか自分が原因で2人が
喧嘩してることに気づいていないようだ。
白「これじゃ埒があかないね」
御「はぁ…しゃーねぇ……紅野さん」
A「？」
御「俺が送っていくよ、流石に今のこの2人に任せてたら
それこそ紅野さんに悪いし？」
降・カ「「なっ！！」」
御「じゃ、行こうか。紅野さん？」
A「う、うん。じゃあ、降谷くん、神谷。また…」
喧嘩の間をとる…ってだけじゃない。
ただ単に、紅野さんと一緒にいたいって思ったのは…この際
伏せておくか。
カ「もしかして」
降「御幸先輩も…」
カ・降「「A/先輩のこと…」」
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作者名：赤星 | 作成日時：2022年6月20日 4時
