trsk×hys()初心と書いてピュア ページ5
鶴崎side
林「うぁっ、♡いたぃ、♡」
鶴崎「えぁっ?!ごめん、大丈夫?!」
林「大丈夫、だから、♡うご、いてぇ、♡」
今何をしているか、こうなった経緯を話そうか。
2時間前…
ふたりでベッドの上でゴロゴロしていた時、それは起こった。
林「あ、あの、鶴崎さん、」
鶴崎「ん?なぁに?」
顔を真っ赤にして僕の袖をキュッと握った林くんが何か言いたげにモジモジしていた。
林「僕達付き合ってもう1年経ちますよね?」
鶴崎「あぁ、経つね〜、そっかぁ、ふふ、もうそんなに付き合ってるんだぁ」
長い間ずっと好きあっているという事実を目の当たりにして、少し嬉しくなる。
林「だから、だからですね、」
鶴崎「んん?なになに、どーしたの?」
林「ッ、だから、しないんですか?」
鶴崎「ん?なにを?」
そう言うと赤かった顔がさらに真っ赤になった後、いきなりグイッと服を引っ張られ、口を塞がれた。
鶴崎「んッ、えぇ?!ど、どうしたの?」
林「だから、こうゆうことはしないんですかって言ってるんです!」
あぁ、なるほど、ようやく林くんが言っていることの合点が言った。
林くんは恋人らしく、まぁ、致したいんだとおもう。
鶴崎「えっ、でも、」
林「でも、なんですか?」
鶴崎「いいの?その、しても」
林「嫌だったら自分からキスなんてしませんよ、恥ずかしい…」
ブツブツ文句を言いながらもこちらに期待の眼差しを向けている。
そんな可愛い姿を見て、こちらも我慢が出来なくなり、ギシッと音もならないほど優しく押し倒す。
林「えっ、ぁ、」
鶴崎「しよって言ったの林くんだからね、後悔しても遅いから。」
すると真っ赤になった顔を手で覆い隠しながら林くんは言った。
林「ずっと、ずっと待ってたんですから。後悔なんて、しないですよ」
もう本当に、可愛すぎておかしくなってしまいそうだ。
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作者名:花陽 | 作成日時:2021年1月24日 21時