問答打たちの機密情報 (ページ34)

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izw＋fkr×kwmr（）見えない首輪ページ34

河村side

僕達はきっとはたから見たらかなりおかしい。

男同士で付き合ってるし、しかも彼氏が2人いるだなんて。

ただ、最近そんな関係にも疑問を抱かなくなってきた。

だって、それが僕達の普通だから。

伊沢「河村さーん、今日の夜空いてますか？」

これは夜のお誘いをしてくる時の決まり文句だ。

河村「えっ、うん、空いてるよ｣

伊沢「ふふ、なら良かった。久しぶりなんで楽しみましょうね？」

福良「なに、面白そうな話してんじゃん？僕も混ぜてよ」

さっきまで自分の仕事机に張り付いていたはずの福良が話を聞きつけて僕達の前に現れた。

伊沢「今日の夜空いてるそうですよ？」

福良「ふーん、じゃあ楽しみにしとくね」

それだけを言い残し、また、自分の仕事机に戻っていく。

伊沢「じゃ、俺もこれで」

伊沢は今日は確かテレビの収録があった日だ。
きっとそれに向かうんだろう。

僕達はこうして日々の生活を過ごしている。

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夜になって、自宅で2人の帰りを待っているとピンポンと呼び鈴がなる。

急いでドアを開けると伊沢と福良が一緒に立っていた。

伊沢「途中でもあったんだ」

福良「すっごい偶然wそれより叩釚れてよ寒くてかなわない」

いらっしゃいなんて、今更口に出してから2人を中に招くとくつろぐ暇もなく寝室まで連れていかれる。

伊沢「すみません、俺今結構ギリギリなんですよ」

福良「ごめん、僕も」

河村「…わかってるよ、じゃあしょっか？」

僕の方から誘うなんて滅多にないから2人は一瞬驚いた顔した。

しかし、直ぐに余裕そうな顔に戻り、ゴムを自身に装着した。