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ymmt×fkr()入れ替わり ページ26

福良side

福良「んっ…もう朝か」

眩しい朝日に照らされて目を覚まし、声を出すと何やら違和感を感じた。

福良「んー?あっ、あー!え、あれ?山本の声?」

自分から発せられていたのは自分の声ではなく、恋人の山本の声だった。

なにか嫌な予感がして鏡がある洗面台まで移動し、鏡を覗く。

すると、そこに映っていたのは山本だった。

福良「えっ?夢?」

夢を見ているのだと思い頬を抓るも痛みがあった。

福良「いたっ、夢じゃない…?」

そうしているうちにあるひとつの事を考えた。
自分が山本だったら山本はどうなっているんだろうか

近くにあったコートを引っ掴んで山本の家まで走った。

ーーーーーーーーーーーーーー

ピンポーン

山本「んぅ、はーい…」

完全に寝ぼけた声の山本が玄関を開けた。

玄関を開けた先にいたのは他でもない僕だった。

福良「あっ、やっぱりか…」

山本「んぇ?なんですか?って、え?なんで僕が…てか声がおかしい?」

混乱している山本に事情を説明するべく、家の中に入れてもらった。

福良「…ってこと」

山本「あぁ、なるほど、つまり原因はわからないと」

福良「そうなんだよ」

うーんと唸りながら何かを考えている山本。
そうして何か考えついたのかパッと顔を明るくする。

山本「せっかくなら、普段出来ない事がしたいですねぇ、」

福良「えっ?」

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作者名:花陽 | 作成日時:2021年1月24日 21時

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