ymgm×hys（）いちごとオランジェット ページ21
山上side
僕は今、これまでにないほど冷ややかな視線をスマホの画面に向けている。
それはなぜか。
これは、数分前に福良さんから送られてきた動画が原因だ。
林｢えへへ、伊沢さぁん｣
伊沢｢んー？どうしたの？林｣
林｢ギューってして下さいよ〜｣
伊沢｢えぇ？しょうがないなぁ｣
…なにこれ。なんで僕は伊沢さんと恋人がイチャついてるところを見せつけられてるんだ？
福良さん曰く、林さんが手が付けられない程に酔ってしまったから迎えに来て欲しいとの事。
しょうがない。迎えに行くついでに恋人がいるのに他の男とハグをする子にはお休を据えてあげなくては。
山上｢すみませーん、林さんお迎えに上がりました。｣
福良｢あ、きたきた、林〜、山上来たよ｣
林｢あっ、山上だぁ、ふふ、会いたかったぁ｣
顔を真っ赤にして抱きついてきた恋人の腰に手を添える。
山上｢皆さん｣
須貝｢ん？どうした、の…｣
須貝さんが目を見開いたまま固まっている。
無理もないだろう。いきなり林さんにキスをしたんだから。
林｢んむっ？！♡むぁっ、♡ぅ、〜！♡｣
河村｢え、ぁ、山上？｣
暫くそんな状態を続け、そっと林さんから口を離した。
山上｢伊沢さん｣
伊沢｢あ、はい！なんでしょうか…？｣
山上｢林さんは僕のなんで。二度とハグなんかしないでくださいね｣
伊沢｢っ、悪かった。｣
そう言い残してタクシーを拾い、家へと向かった。
家に着いた途端ベッドルームへと引っ張り、ギシッとスプリングが悲鳴をあげるほど強く押し倒した。
林｢うわっ？！｣
山上｢なんで他の人にベタベタしてんの？僕のって自覚が足りないんじゃない？｣
林｢ごえ、らさ、｣
山上｢お仕置きですから。｣
ymgm×hys（）いちごとオランジェット→←izw×kwkm（）酒は飲んでも飲まれるな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花陽 | 作成日時：2021年1月24日 21時
