izw×mzkm()君の世界の中心で ページ15
水上side
伊沢「も〜、何言ってんだよw」
こうちゃん「いや、だから!違うんですって!」
わかってる、わかってるよ。
伊沢さんにそんなつもりがないことも
僕が勝手に嫉妬してることも。
でも酷いじゃないか。
恋人のことほったらかしにして他の男と話すなんて
水上「はぁ、何考えてんだろ僕…」
その場にいるのがいたたまれなくなり、そっと部屋から出ていき、近くの執務室に入っていく。
水上「はぁッ、グスッ、ふぐッ、」
様々な感情が一気に込み上げてきて涙が次々に零れ落ちていく。
水上「いざわさんの、ばかぁ、ヒグッ」
伊沢さんがこうちゃんのことなんとも思ってないのも知ってるし、くだらないことだってのもわかってる。
でも、1度考えてしまった嫌な考えは頭から離れることは無かった。
伊沢「ごめんね〜、ばかで」
いきなり声が聞こえ、びっくりして振り向く。
すると、ニコニコ笑っている伊沢さんが立っていた。
水上「いざわ、さん?」
伊沢「で、どうしたの?」
水上「えッ、?」
伊沢「なんで泣いてたの?」
そう言うと、スっと真顔になり、こちらに近づいてきた。
そうして僕の前に座り、ぎゅっと抱きしめてきた。
水上「伊沢さん…?」
伊沢「ごめん、俺鈍感だからなんで泣いてるかわかんないの、だから教えて、ね?」
優しい声でそう囁く伊沢さんに更に涙が込み上げてくる。
水上「ふぇッ、グスッ、伊沢さんがぁ、ヒグッ、こぉちゃんと、なかいいからぁ、ふぐッ、こうちゃんのことッ、すきなのかなって、不安になっちゃって、それで」
そっか、と言った伊沢さんはさらに抱きしめる力を強めた。
伊沢「そっか、ごめんね。でもさ、俺が大好きなのもこうして抱きしめたいと思うのも水上だけだから」
水上「ぼくの方こそ、グスッ、疑っちゃってごめんなさい、」
するといきなり伊沢さんがニコッと笑い、その場に無理やり押し倒してきた。
水上「えッ?」
伊沢「それはそうと…話しただけで俺の愛を疑う悪い子はお仕置きかな?」
水上「え、ぁ、伊沢、さん?」
ガチャガチャとベルトに手をかけ、自身を取り出し、僕の口に当てる。
伊沢「はい、いい子の水上くんなら上手に舐められるよね?」
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続きます
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作者名:花陽 | 作成日時:2021年1月24日 21時