月民 (ページ18)

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アイを望む【最近歌しか書けてないなぁ…】ページ18

貴方からの「アイ」を望む。

誰かも分からぬ貴方から。

詰まらない歌を書き、

広く愛されそうな態度で、

薄っぺらい笑顔の面を被り、

「愛」を探して「アイ」を望む。

???(ハテナ)だらけの地図を持って、

仏頂面で佇んで見たり。

おふざけが過ぎて叱られたり、

当たり前の日常を過ごしていた、

退屈でもなく新しくもない。

だが、ある日突然。

ついに頭がいかれたか。

馬鹿は「アイ」を連れて逃避行中。

一体、一体、「アイ」はなんなのか？

変な、変な、「気持ち悪い記憶」が、

あはは、あはは、笑い声をあげて、

僕は、僕の、心を握り潰す。

あーあ、

「耐えられない」だの、

「死にたい」だのと、

のたうち回って何したい？

文字に起こしても、

叫んだとしても、

誰かが耳を貸すこともない。

「愛を嫌って」

「アイを欲して」

「貴方と笑って」…

「僕はアイを望む」…

愛を望み、哀を嫌う。

「出会い」を望み、「別れ」を嫌う。