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第24話 校則 ページ25
「もう、気づいてるかもしんねえけど…」
「──俺、お前のことが好きなんだ」
松田がそういった途端、リオの鼓動は速まった。
訳は分からないが、何故かとても焦ってしまう。
松田に告白されてドキドキしているのではない。
松田に好きだと言われて“しまった”ために焦っているのだ。
(やばい、何か変な汗かいてる)
「っあ、あの──」
そう言いかければ、またしても松田に遮られた。
「いい、返事はまだ言わなくても。その代わり、卒業式の日に聞かせてくれよ」
「……わかった」
松田がそう言った理由には、警察学校の校則が関係しているのだろう。
警察学校では生徒同士の恋愛は禁止になっている。
そのため、今リオに返事を聞いてところで彼女が断るのは目に見えていたからだ。
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作者名:リオ | 作成日時:2023年3月31日 11時