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第7話 お相手は青色さん�� ページ20
2月14日、バレンタインデー。
モトキが作ったチョコを渡すのは、彼の想い人──マサイだ。
綺麗にラッピングしたものを入れた紙袋を片手に、モトキはマサイの家を訪ねた。
──ピンポーン
モ「マサイ？ モトキだけどー」
インターホン越しに呼びかけても返事がないため、試しに玄関のドアを引いてみた。
モ(開いてる…不用心だなぁ、もぉー)
「お邪魔しまーす…」
空き巣のように足音を立てずにリビングへ入ったモトキは、マサイがソファに寝転がって眠っていることに気がついた。
最近忙しく十分な睡眠をとれていなかったんだろうと察したモトキは渡すのは後にしようと判断し、冷蔵庫にチョコレートをしまった。
モトキは気持ちよさそうに眠るマサイの隣に座った。
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作者名：リオ | 作成日時：2023年2月14日 18時
