異能力者は監督生になるそうです【ツイステ×文スト】6

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ラギー「なんでここまで手伝ってやるのかなーって思ってたんスけど。オレ、理由が分かっちゃったッス」


レオナ「あん？」


ラギー「レオナさんが前にアズールくんと結んだっていう契約。これに乗じて破棄しちゃおうって魂胆だったんでしょ」


レオナ「......はっ、詮索屋は嫌われるぜ？俺は困ってるヤツを見過ごせない優しい性分なだけだ。くくっ」


ラギー「うはっ。自分で言ってて笑ってるじゃないスか。砂にされる前に、どんな契約内容だったのか見とけばよかったッス」


太宰「2人で盛り上がってるの悪いのだけど...アズールくんの様子が変だ」


ラギー「えっ？」


アズール「......あ......あぁ........」


レオナ「ん？」


アズール「ああ、ああああ......っ！あ〜〜〜〜っ！！！もうやだ〜〜〜〜〜〜！！！」


「「！？」」


太宰「あらま、これはこれは...」


アズール「消えた......コツコツ集めた魔法コレクションが！僕の万能の力だぁ......！」


レオナ「......なんだァ？」


ラギー「き、急にキャラが......」


アズール「ああ、もう全てパァだ！！なんてことをしてくれたんだ！！！！！アレが無くなったら、僕は......僕はまた、グズでノロマなタコに逆戻りじゃないか！」


グズでノロマなタコ......？


アズール「そんなのは嫌だ......いやだ、いやだ、いやだ！！もう昔の僕に戻るのは、嫌なんだよぉ......っ！」


この黒いのは......！？


レオナ「なんだ......！？黒いオーラが......」


ラギー「レオナさんが期待させてから落とすようなマネするからッスよ！アズールくん。ほ、ほら。ちょっと落ち着こ、ねっ！」


アズール「うるせ〜〜〜！！！！お前らに僕の気持ちなんかわかるもんか！グズでノロマなタコ野郎と馬鹿にされてきた。僕のことなんか......お前たちにわかるはずない！.............」


何か...言ってる？何かを唱えてる感じがしたけど


アズール「.......ふ、ふふふ。ああ、そうだ.....。なくなったら、また奪えばいいんだ....くれよ。なあ、お前らの自慢の能力、僕にくれよぉ！」


太宰「まずい！！2人もと、私の後ろへ！！」


Aちゃん。早く戻ってきて！！

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