異能力者は監督生になるそうです【ツイステ×文スト】6

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ジャック「アイツ、何こんなものを取ってこいと指定したんだ？」


A「ちょっと見せて」


真ん中にいるのがリエーレ王子だとして...


この似ている2人は......リーチ兄弟？


て、言うことはどっかにアーシェングロット寮長が居るはずなんだけど......


探す中で一際目立つ...この端のタコの人魚...他の子の数倍がある体型...そして見たことある髪型...


えっ...まさか、これが...そういうこと？


デュース「分からないが......とにかく、これを持って帰れば頭のイソギンチャクが取れる！拝借していこう」


ｶﾞﾀｶﾞﾀ......


ジャック「警報機すらついてねぇ。本当にただの記念撮影写真らしいな。......少し拍子抜けだ」


A「そうだね...」


「......ん？お前たち、そこで何をしている！？」


っ！？


グリム「ふな″っ！？やべぇ、警備員だ！」


ジャック「気が乗らないが仕方ねぇ。少しの間、眠っててもらう______」


ﾄﾞｽｯ!


「うっ......」


ﾊﾞﾀｯ...


ジャック「はっ......？」


デュース「A、お前ついに...？」←


A「いや、殺してないからね？気絶させるように首を軽くトンッとしただけだよ？」


そう、首を軽く叩いただけ...


グリム「いや、思いっきりドスッっていったんだゾ」


それは気にしなくて良い


A「ほら、早くいくよ。こういう気絶は早く起きる可能性があるからね」


デュース「や、やり慣れていて...」


ジャック「さすがマフィアだなぁ...」


・


・


・


・


裏から出てくればまだ、エースが話してる...


エース「......で、オレ、ばーちゃんが読んでくれた人間の王子と人魚姫の物語がすげー好きで」


「その話、映画にもなったんだよな。俺も若い頃、彼女と見たっけ！もう30年くらい前の映画だ。何度見ても父王と姫が抱き合うところで泣けるんだ」


エース「わかる！超名シーンですよ、アレは」


「君、若いのによく知ってるな」


エース「兄貴が映画好きで。あの映画、曲もマジで最高なんスよね。そういえば、人魚ってみんな歌が上手いって、本当スか？」


「いやいや、それは都市伝説。俺の同級生ですごく音痴なヤツがいて...」


いや、これは......逆に凄いな！？


グリム「エースのヤツ、まだ喋ってるんだゾ！」


デュース「初対面の相手と、よくあそこまで会話がもつな」


ジャック「目的は達成した。さっさと引き上げよう」

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