異能力者は監督生になるそうです【ツイステ×文スト】

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クロウリー「さぁ、闇の鏡よ！この者をあるべき場所へ導きたまえ！」


【......】


あれ？反応してきませんが？


クロウリー「ゴ、ゴホン...もう一度...闇の鏡よ！この者を...」


【どこにもない...】


クロウリー「え？」


【この者のあるべき場所はこの世界のどこにも無い...無である】


クロウリー「なんですって？こんなことあり得ない！あぁ、もう今日はあり得ないのオンパレードです！」


こっちがあり得ないんだが...


いや、異能力によってはあり得るよな...


クロウリー「どういうことですか！？それに私が学園長になってから、こんなことは初めてでどうしたらいいか...」


迷ってるね...


クロウリー「そもそも貴方どこの国から来たんですか？」


A「ニホンですね」


クロウリー「聞いたことのない地名ですね...」


あっないんだ...


クロウリー「私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、そんな地名は聞いたことない」


A「そうなんですね...」


クロウリー「取り敢えずい、一度図書館で地名を調べましょう！」


A「はーい」


図書館についたので、クロウリーさんが地名を調べているが...


クロウリー「やはりない。世界地図どころか有史以来どこにも貴方の出身地の名前は見当たりません。貴方、本当にそこから来たんですか？嘘をついてるんじゃないでしょうね？」


A「嘘をついているとおっしゃるんならさっきの鏡は嘘を言ってた事になりますが？」


クロウリー「むむ、こんなって来ると貴方が何かしらトラブルで別の惑星あるいは異世界から召集された可能性が出ていましたねぇ...」


だろうな...


クロウリー「貴方、ここへ来るときに持っていたものなどは？身分証明になるような、魔導車免許証とか靴の片方とか...見るからに手ぶらですけど」


A「ないですね」


クロウリー「困りましたねぇ。魔法が使えない者を個の学園に置いておくわけにはいかない...」


A「別に外に放り出されても______」


クロウリー「しかし、保護者に連絡もつかない無一文の若者を放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます...私、優しいので」


この人被せやがった...

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