ラブソング

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今日もまた喧嘩。
正直最近ちょっとうんざりする

でも別れたいと思った事は1度もない。
いつも俺を優先してくれるし、わがままも聞いてくれる。
サバイバルの時に出会い、一目惚れだった。
どうしても手にいれたかった。
デビューが決まり俺から告白した。
あの時が今までで1番幸せな時だったかもしれないぐらい嬉しかった。

でも今隣にいるのはAじゃない。
最近なかよくなったサナ。

喧嘩して、家を出た時LINEがなった
サナからだった。
むしゃくしゃしてたし誘いを受け入れた

そして今サナの家にいる。

浮気してるつもりはないけど、きっと傍から見れば浮気なんだろうな。

昨日も徹夜で眠たいのに、眠れない。
サナはいてくれるだけでいい。寝てもいいからと言ってくれる。
だけど眠れない。
俺がほんとに熟睡できるのはあいつの横だった。
2年間ずっとそうだった。

サ「ハンビン君寝ていいよ？」

「うん。大丈夫。」

LINEがなった。Aからだ

『ごめん。今どこ？もう言わないから戻ってきて』


サ「ハンビン君？」

「なに？」

サ「彼女いるんだよね？」

「うん。まぁ一応」

サ「噂は本当だったんだ。」

「噂？」

サ「ハンビン君には一途な彼女がいるって。」

「そんな噂あったんだ」

サ「でも最近私とよく会ってくれてるのはなんで？」

「なんでだろ」

正直困った。俺こんな奴だっけ。最近自分で自分を見失ってる

サ「私期待してもいいのかな？」

返事に困り寝たフリをした。

サ「なんだ。寝ちゃったんだ。でもいてくれるだけで私は幸せだから。」

このセリフ...

いつもAが言ってたな。

サナはAにちょっと似ている。だから人見知りな俺がサナとはなかよくなれた。だけど何かが違う。俺にはAしかいない。そう確認する為にサナと会ってるかもしれない。

最低だな俺

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