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File42 ページ45

Z.Matuda




Aがしばらく泣きじゃくって落ち着いた頃、




俺らは犯人を目の前にして手錠をかけた。




「にしても派手にやったな、A。」




「犯人気絶しちゃってるよ。」




「いや、私ただ威嚇射撃をって思っただけで…。」




「よくいうぜ、殺す気で一発撃とうとしたんだろ。」




Aに犯人を殺させないためにも俺と萩は別行動を取ってたが、




あと一歩遅かったら間に合ってなかったな。




「君たち…まさか、犯人に傷を負わせたんじゃ…。」




「い、いえ!そ、そんな…怪しいことしてませんよ!?」




「はぁ?」




「おいバカA、んな焦ったら余計に怪しまれんだろうが。」




「ちょっと何よ…さっきから言わせておけば、バカって!」




「つーかお前も言ってただろうが、バカってよ!





お互い様だ馬鹿野郎!」




「あんだと!?




言わせておけばいっつもそう言ってんだろ!!」




「あーちょっと、じんぺーちゃん!A!」




「「あんだよ!?」」




「(松田君と星野君が揃うといつも口喧嘩だな…。)」




「喧嘩してる場合!?


目暮警部だって困ってるでしょ。」




「「あ、す、すみません…。」」




「い、いや…気にせんでくれ。」





そういう目暮警部は呆れ顔だ。








__________________
Youside




事件解決後、私達は本庁に戻っていた。




「おーい、星野君!白鳥君の見舞いに行くぞー!」





「あ、はい!」





「なにちんたらしてんだよ。」




「うるっさいわね!」




ありがとう、松田、萩原。




私を純粋な警察官のままで居させてくれて。




本当に、大好きだよ、二人とも。

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反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» 読んでくださってありがとうございます。松田さんはやっぱり神だしカッコイイなとも思います…!から紅は割と私の中でも気に入ってます。笑そこまで読んでくださってありがとうございます! (2023年4月21日 21時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - 55話とか、スリリングすぎて心臓壊れるかと思いました。けど松田さんってやっぱり神だなーって原作でも思いましたけど反町さんの小説を読んでもつくづく思いました。から紅とかめっっっちゃよかったです。 (2023年4月21日 20時) (レス) id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» ありがとうございます!面白いと言ってくださって嬉しいです!ありがとうございます! (2023年4月20日 20時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - コメント失礼します!私占ツクで警察学校組の話をたくさん読んでいたんですけど一番私が面白いって感じてしまったのでコメントしました。更新楽しみに待ってます (2023年4月20日 20時) (レス) @page9 id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - だすとちゃん。さん» オリジナルと原作沿いなので一切パクってはないです…似ているのであればそれは申し訳ございません。似たような作品になってしまい申し訳ございません。一切パクリでは無いです。 (2022年4月18日 19時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年4月15日 22時

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