警察学校組の同期。【名探偵コナン】【1】

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Youside




犯人を追いかけてやってきたのは、路地裏。




「ま、待て…俺じゃないんだ。




ホ、ホラ…よくあるだろ？頭の中で子供の声がしたんだよ…。




い、いや誰でもいいから殺せって…そ、そうさ…だから俺のせいじゃ…。」




こんな奴に…こんな奴に…こんな奴に！！！




ドン！！！！




・




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Z.Matuda




Aが犯人を追いかけて飛び出しちまった。
くっそ…今のあいつならやりかねねぇぞ！




路地裏に追いついてAは涙を貯めて犯人に拳銃を向けていた。




ドン！！！




俺はAを撃つ寸前で一緒に押し倒す。




「ま、松田…。」




「何やってんだてめぇ！



お前が言ってたこと忘れたのか？




誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕し、




恐れや憎しみにとらわれずに、




いかなる場合も人権を尊重して公正に警察職務を執行しろって！」




「だって、だって…。」




「俺らはもう大丈夫だ。




Aの前からいなくなりゃしねーよ。




大事な失いたくない命、一生かけて守るって決めてんだ。」




「Aももう一人じゃないよ。




俺らが付いてるから、これ以上無茶する必要ないから。」




「バカ…バカバカバカ！！！」





Aの顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。




俺と萩の胸元を叩いてまで…辛い思い、させちまったな。




A。

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