警察学校組の同期。【名探偵コナン】【1】

File35 ページ38

Z.Matuda




Aが一人で勝手に行動したことにも腹は立っていたが、




爆弾があるかもしれねぇ場所に一人で行こうとしたことにも腹が立った。




「一人で勝手に行くんじゃねぇつってんだ！！」




「松田…うるさっ…。」




「A、陣平の言ってることわかるよね？」




「萩原…。」




「Aは爆弾の事、普通の人よりは詳しいけど俺達よりは素人。




だから余計に一人で行かせるわけにはいかないんだよ。」




「でも…松田…萩原…。」




行って欲しくない、二人にはもう行って欲しくない！！




「待って…ねぇ！」




｢「心配すんな、/大丈夫、俺達(プロ)に任せな。」｣




松田と萩原は東都タワーに入って行きそうで、




「お願い…松田、萩原、行かないで！！！」




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Z.Matuda




俺達はAを引き止めて二人で行こうと決めていた。




「お願い…松田、萩原、行かないで！！！」




Aのすぐにも泣きそうな顔で俺らを見ていた。




「じんぺーちゃん、頼んだよ。」




「え、おい…萩原！」




「お願い…行って欲しくないの！」




「心配いらねぇよ。」




「お願いだから…！！」




「すぐに戻ってくるから、待ってろ。」




私の頭を撫でた松田は、




萩原と一緒に東都タワーの中に入ってしまった。

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