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File33 ページ36

Z.Matuda




Aから渡された缶コーヒー。




萩と顔を合わせてまた缶コーヒーを見直す。




「どうする、萩。」




「どうするつったって…飲むか?」




「いや、あからさまにおかしいだろ…蓋開けたままの缶コーヒーって。」




「そうだけど…。」




何か中に入ってんじゃねぇかと疑う。




「飲まない方がいいわよ。」




「「え?/あ?」」




「考えたくはないけど、星野刑事睡眠薬入れてると思うから。」




「睡眠薬?」




茶髪のガキが急に俺らに言ってきた言葉。




「なんでんなことわかるんだよ。」




「星野刑事が持ってきた缶コーヒーはすでに蓋が開けられてる。
それに…ちょっと見せて。」




「あ、あぁ…。」




萩が缶コーヒーを茶髪のガキに渡した。




「やっぱり…星野刑事にしては少しミスをしたわね。」




「おいそれって…睡眠薬の粉か?」




「えぇ、少し残ってたわ。




飲まなくて正解だったわね。」




アイツ…俺らを眠らせて一人で事件解決する気だったのか?




___________
K.Hagiwara




茶髪の子がAの缶コーヒーに睡眠薬が入ってる事を教えてくれて、俺達は飲まなくて済んだ。




横にいる陣平を見ると…怒ってる?




「じんぺーちゃん??」




「アイツ…この事件解決したらぶん殴ってやる。」





「ちょ、A殴ったらダメでしょ!」




「いいや、殴らねぇと気がすまねぇ…馬鹿A!




もう二度と絶対に単独行動次からさせねぇからな!」




「じんぺーちゃん…。」




「(怒らせたら怖いわね…松田刑事…。)」




茶髪の子もじんぺーちゃんの剣幕に呆気に取られていた。




それにしてもいくらなんでも殴るはないよ、じんぺーちゃん。




ほんと二人は似たもの同士だね。

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反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» 読んでくださってありがとうございます。松田さんはやっぱり神だしカッコイイなとも思います…!から紅は割と私の中でも気に入ってます。笑そこまで読んでくださってありがとうございます! (2023年4月21日 21時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - 55話とか、スリリングすぎて心臓壊れるかと思いました。けど松田さんってやっぱり神だなーって原作でも思いましたけど反町さんの小説を読んでもつくづく思いました。から紅とかめっっっちゃよかったです。 (2023年4月21日 20時) (レス) id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» ありがとうございます!面白いと言ってくださって嬉しいです!ありがとうございます! (2023年4月20日 20時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - コメント失礼します!私占ツクで警察学校組の話をたくさん読んでいたんですけど一番私が面白いって感じてしまったのでコメントしました。更新楽しみに待ってます (2023年4月20日 20時) (レス) @page9 id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - だすとちゃん。さん» オリジナルと原作沿いなので一切パクってはないです…似ているのであればそれは申し訳ございません。似たような作品になってしまい申し訳ございません。一切パクリでは無いです。 (2022年4月18日 19時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年4月15日 22時

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