警察学校組の同期。【名探偵コナン】【1】

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Z.Matuda




だけどなんで俺が宮本にあんなこと言われないといけねぇんだ。
そもそも俺がアイツを気にかけてんのは…。




”いーい、松田！Aを危険な目に遭わせちゃダメよ！
今回の爆弾犯が三年前にあんたとあんたの同期を巻き込んだ被疑者ならアイツ被疑者を殺しかねないんだから。
Aを救えるのは松田しかいないんだから！”




”あ？どうして俺に言ってんだ。”




”当たり前じゃないのよ、Aが好きなのは松田で、
松田が好きなのはAでしょ？
守ってやるのが幼なじみなんじゃないの？”




”つーかアイツは俺の事どうも思っちゃいねぇよ…ただの幼なじみなんだからよ。”




”なに焦れったいこと言ってんのよ！いつもの勢いはどこいったの！しっかりしなさいよ！”




「ちょっと高木君！”それと”何なの？」




「あ、いえ…別に大したことじゃありませんから…。




(これを星野さんに言ったら松田さんに何て言われるか…。)」




「ったく…はっきりしなさいよ。
まぁいいいわ、私は捜査を続けるから高木君は松田と一緒に子供たちを家に送り届けて、本庁に戻って仮眠を取りなさい。
松田も少しは寝なさいよ。」




A今、俺もガキ共送り届けろつったか？？




「なんで俺までガキを家に連れて帰らなきゃいけねぇんだよ。」




「あんた今まで高木君達と行動してたでしょうが！
あ、ついでに萩原も家に届けろよ！」




「え！？ちょ、A！一人で行くつもりか？」




「あんた達は仮眠取れ！そんでもって捜査再開！いいな！？」




「「あ、あぁ…。」」





Aの剣幕に呆気に取られた俺達は返事をするしかなかった。

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