検索窓
今日:38 hit、昨日:75 hit、合計:481,521 hit

File18 ページ20

Youside




「わからねぇのか?円卓の騎士が72番目の席を空けてるって言ってんだ!円盤状で72も席があるつったら…。」




「…あ!杯戸町のショッピングモールにある大観覧車?!」




「正解だ。」




「あ、ちょ、松田…あんた一人で行くつもり?!」




「お前は絶対来んじゃねぇぞ。」




松田にそう言われて私は足が止まった。
あんたも、そう言って犯人に消されそうになるんじゃないよね?




ねぇ、松田…!!!




「A、行くわよ。」




「え、でも…。」




「松田に行くなって言われて言うこと聞くお前じゃねぇだろ?」




「そりゃ、そうだけど…。」




「行くぞ、A!」




伊達と美和子に背中を押されて私も現場に向かった。
松田…萩原の時と同じように、無茶しないでよ?









例の大観覧車の場所に行くと既に爆発は始まっていて、
周りの人間も少し離れていた。




「くそっ!遅かったか!!」




「しかし正午までまだ30分はあるんですが…。」




「警察よ!何があったの!?」




美和子がすぐ側に居た従業員に手帳を出して状況を聞いた。




「そ、それが…突然、制御盤が爆発して、観覧車が止まらなくなったんです!
なんとか乗客は降ろしたんですが…。」




「で?72番目のゴンドラは今どの辺りに…。」




「あぁ…それなら丁度、今下に…。」




そのゴンドラのすぐ側に松田が居た。

File19→←File17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
672人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» 読んでくださってありがとうございます。松田さんはやっぱり神だしカッコイイなとも思います…!から紅は割と私の中でも気に入ってます。笑そこまで読んでくださってありがとうございます! (2023年4月21日 21時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - 55話とか、スリリングすぎて心臓壊れるかと思いました。けど松田さんってやっぱり神だなーって原作でも思いましたけど反町さんの小説を読んでもつくづく思いました。から紅とかめっっっちゃよかったです。 (2023年4月21日 20時) (レス) id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» ありがとうございます!面白いと言ってくださって嬉しいです!ありがとうございます! (2023年4月20日 20時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - コメント失礼します!私占ツクで警察学校組の話をたくさん読んでいたんですけど一番私が面白いって感じてしまったのでコメントしました。更新楽しみに待ってます (2023年4月20日 20時) (レス) @page9 id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - だすとちゃん。さん» オリジナルと原作沿いなので一切パクってはないです…似ているのであればそれは申し訳ございません。似たような作品になってしまい申し訳ございません。一切パクリでは無いです。 (2022年4月18日 19時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年4月15日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。