警察学校組の同期。【名探偵コナン】【1】

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Youside




松田が捜査一課に来て数日。




私と松田はあんまり話すことはなく、距離を置いている。




「パ、パスゥ？何言ってんのあんた？」




「俺は今日、ここで待ってなきゃいけねぇんだ…所轄からジジィの被疑者をここに連行するぐらいあんたらで出来るだろ…。」




「ちょっとあんたねぇ…。」




「聞いてるぜ…毎年この11月7日に送られてきてるそうじゃねぇか…。」




「あぁ…三年前から一年おきに本庁に送られて来る、
大きな数字が一つ書いてあるだけのイタズラFAXでしょ？」




まぁ…私もそのFAXはイタズラじゃないとは思ってたけど、
まさか松田がこっちに移動してきたのってそれと関係が？




「３年前が3、２年前が2、1年前が1…間違いねぇ…こいつは、
爆弾のカウントダウンだ…奴が動くなら今日しかねぇぜ…。」




「はぁ？」




「警部！また今年も送られて来ました！」




「ああ…例の数字のFAXだろ？」





「え？」




「で？今年の数字は何番だね？」




「そ、それが今回は数字ではなくて…。」




え、今回は数字じゃないの？




「白鳥君、ちょっとそれ見せて！」




「あ、はい。」




白鳥君からFAXで送られてきた紙を受け取った。




「我は円卓の騎士なり…愚かで狡猾な警官諸君に告ぐ…本日正午と14時に我が戦友の首を弔う面白い花火を打ち上げる…。
止めたくば我が元へ来い…72番目の席を空けて待っている…。」




「どういう意味だね？」




「さぁ…。」




「ちょ、ちょっとどこに行くのよ！？」




松田…あんた、何考えてんの？
単独行動は危険って、警察学校の初期の頃に習うでしょうよ！！

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