File13 ページ15
Z.Matuda
「にしてもお前、その包帯とガーゼ…。」
「あぁ、これ。腕の方の傷は跡になるかもだって。
まぁ自業自得だよ。」
Aの姿は痛々しい姿だった。
「今度から、俺らに守られてんだな。なぁ、萩。」
「Aも女の子だからね。警察官だとは言え。」
「あぁ…。」
露骨に嫌な顔をしたAの頭を軽く叩く。
「いで…つか、怪我人！！」
「お前、次俺らの言うこと聞かなかったら容赦しねぇからな。」
「ひど…萩原助けてー！松田がぁ！」
「お前なぁ！」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて。
Aもあんまり動くと悪化するよ。」
「はぁーい…。」
Aのやつ、怪我治ったら一発殴るか←
警察学校の時に殴り合いでゼロ達に止められたのが懐かしいな。
「もう二人とも帰った帰った！私は一人でも平気だわ！」
「怒っちゃったよ、松田。」
「なんだよ俺のせいか！」
「あんたのせいですよ、松田！」
ったくこいつ…だが、一瞬Aの顔が曇ったのは気のせいか？
「明日も来るね。」
「萩原は来ていいよ。」
「俺はダメなのかよ。」
「文句しか言わないじゃん。」
「おい。」
「ほら、じんぺーちゃん帰るよ〜。」
「だからその呼び方やめろ！」
「じんぺーちゃん、ばいばーいw」
「今度それ言ったら一発殴るぞ。」
「うわ、こわっ。」
Aと話し終わったあと萩と二人で帰った。
にしてもアイツのこと、心配すぎんだよ。
一人でいるところっと逝っちまうんじゃねぇかと思うほど、
アイツは一人に慣れてないんだ。
「じんぺーちゃん、Aのこと守ってね。」
「あっ？萩？」
「Aのこと一番わかってるのはじんぺーちゃんだから。」
「だから俺はそんなんじゃねぇつってんだろうよ。
萩もわかってんじゃねぇか、Aのこと。」
「Aが好きなのは、じんぺーちゃんだからさ。
ちゃんと守ってね。」
「馬鹿野郎！そんなんじゃねぇよ！俺とAは！」
「顔赤いまま言われると説得力ないねぇw」
「萩、それ以上言うと殴るぞ。」
「ごめんごめんw」
萩はずっと隣で笑ってやがる。
調子狂うんだよな…Aの事で色々言われんのが。
今度からかったらまじで一発殴るか、萩←
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反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» 読んでくださってありがとうございます。松田さんはやっぱり神だしカッコイイなとも思います…！から紅は割と私の中でも気に入ってます。笑そこまで読んでくださってありがとうございます！ (2023年4月21日 21時) (
レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - 55話とか、スリリングすぎて心臓壊れるかと思いました。けど松田さんってやっぱり神だなーって原作でも思いましたけど反町さんの小説を読んでもつくづく思いました。から紅とかめっっっちゃよかったです。 (2023年4月21日 20時) (レス) id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - さくら🌸さん» ありがとうございます！面白いと言ってくださって嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年4月20日 20時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら🌸 - コメント失礼します！私占ツクで警察学校組の話をたくさん読んでいたんですけど一番私が面白いって感じてしまったのでコメントしました。更新楽しみに待ってます (2023年4月20日 20時) (レス) @page9 id: 713739e542 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - だすとちゃん。さん» オリジナルと原作沿いなので一切パクってはないです…似ているのであればそれは申し訳ございません。似たような作品になってしまい申し訳ございません。一切パクリでは無いです。 (2022年4月18日 19時) (レス) id: 9b92789279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2022年4月15日 22時
