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Youside










いつもお姉ちゃんに言われてたもんなぁ…和くん。













『こんなこと、和くんに言うのは自分でもわかんないんだけど…』
















藤川「うん。」














『颯馬に…結婚、しようって言われたの。』











藤川「……えっ!?結婚!?」











案の定、声がでかくなった和くん。












『ちょ、声でかいって!!聞かれたらどうすんの…』












藤川「え、でも…山田さんは?」












『私と、山田は…付き合ってただけだから…
結婚とか、そういうのはまだ何も話してなくて…












でも、結婚より前の段階だろうって私強く言っちゃって…
そしたらじゃあ付き合うかって…でも、じゃあってなにって…











もう、わからなくなっちゃってるんだよ。
好きな人があんな事になってるのに、












私は支えて貰ってる人と結婚して、幸せになっていいのかって。』











藤川「……Aの本当の気持ちは、名取が好きなんだろ?
名取も山田さんも、どっちも好きで、選べない。











だったらその事を言えばいいんじゃないか?
山田さんが生きれるまで、山田さんとの時間を過ごせばいい。












でもその後のことは、しっかりと話し合えばいい。
でも結局決めるのはAだと思うよ。」












『……そう、だよね……和くん、たまにはいい事言うじゃん。』












藤川「なんだよそれ。笑いつもいい事言ってるけどな?」













『それが余計なことって言うんだよ、和くん。』











藤川「……そんな事ないんだけどなあ?」












『でも、ほんとありがとう。和くんに話してすっきりした。』













藤川「そっか…なら、良かったよ。
でも妊娠のこと、もう少し体のことも考えなよ。」












『うん、わかってる。』













話終えた後私はまた仕事に戻った。
颯馬とまた話せる時話し合おう…そう思えた日だった。

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反町ゆうり(プロフ) - soraさん» 見てくださってありがとうございます!アンケートかしこまりました! (12月10日 9時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - いつも楽しく見てます!!アンケートは➁がいいです!これからも頑張ってください! (12月10日 8時) (レス) @page14 id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2023年12月7日 9時

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