検索窓
今日:44 hit、昨日:13 hit、合計:41,789 hit

File376【さくらの思い出ヒロインGirl】 ページ29

Youside





あの事件から数日後、





「えっ?桜?」





〈うん!星野刑事たちにも見せたくて、
米花町から少し離れた所なんだけど…夜も綺麗だと思うから!〉





「うん、うん、わかった、ありがとう。」





急にあのコナン君からの連絡があり、また事件かと思えばさくらの綺麗な通りがあるから見て欲しいとの事だった。





「おい、A。」





「あ、陣平。丁度いいところに来た。」






「俺もいるよ〜。」






「お、研二!二人とも、このあと夜暇?」





「「はっ?」」






陣平と研二は顔を見合せて私の顔を見た。
その後、すぐに本庁を出て少し離れた夜道へと向かう。





「…つーかこっち側に来る必要あんのかよ…」






「中々来ないよね、普段は。」





「さっき探偵くんから電話があって…綺麗だったんだってさ。」





「だったって…」





「あぁ〜…まぁ、勿論私はまだ見てないから断言はできん。」





「しょうもなかったらあのガキに文句言うから大丈夫だ。」





発言が全然大丈夫じゃない要な気がするけど。
…暫く歩けば、例のさくらの通り道が見えてきた。





「おっ、さくら満開だねぇ。」






「…割と綺麗だな…」





「まぁ来て正解だったってことで。」





陣平の顔を見ればさくらの花びらが一枚、鼻に落ちていた。





「陣平、ついてる。」






「え?あぁ…」





「ふふっ…懐かしい。」






「A?」





「ねぇ、陣平と研二は知らないかもしれないけど…私さ、
最初陣平のこと凄い大嫌いだったの知ってた?」





「「はぁ?」」





ちょっとした昔話…私と陣平と研二、私達が出会った頃のことを思い出した。

File377→←File375



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
847人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

反町ゆうり(プロフ) - すいさん» リクエスト…ありがとうございます!感謝です!(泣)そのシーン今後考えてみようと思います!すい様こそお体に気をつけてください! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - すいさん» 遅くなってすみません…(汗)漆黒の追跡者、わかりました!今度キリのいい所で更新していきます! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 更新再開ものすごく嬉しいです😭😭😭リクエストなのですが漆黒の追跡者をお願いしたいです! (2022年11月8日 22時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年6月25日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。