警察学校組の同期。【名探偵コナン】【8】

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Youside





私ももうこの殺人を犯した理由と動機もわかった…





｢しかし吊り上げたはいいがどうやって客席まで結ぶすんだね？｣





「それは簡単ですよ。




吊り上げたあとロープの先を近くの客席に縛って一旦固定し、




上から来ているロープのこの辺りに針金をねじ込みその針金で上から来ているロープを固定してしまえばあとは余分なロープを解き客席を貼り直して自分で抜くだけ。」





私はついでにわかっていた為2人を差し置いて説明をした。←





｢この輸送結びのいい所はどこにも結び目がつかないこと…
でも真新しいロープだとそれをやった跡が残る…





だからロープを客席に結び直した後余った工具箱で余ったロープを切り、切ったロープを束ねてステージの横に工具箱と置いた。





そうですよね…円城さん。｣





｢おいおい…いくら彼女が昔そういうバイトをやってたからって、
それだけで犯人と決めつけるのは！｣





｢「足の大きさだよ」。｣






また探偵くんと言葉が被り思わず顔を見合せた。





｢ん？足？｣





｢運送業者の人ってこうやってくるくるロープを束ねるけど、
この巻いたロープの内側って大体束ねた人の足の大きさくらいなんだ。




肘から手首までの長さがその人の足の大きさだからね。




現場にあったロープも蘭姉ちゃんの足の大きさと束ねられていたから、だから小柄なマネージャーさんが束ねたロープじゃないかなぁっておもったんだ。｣





｢なるほどな…美人マネージャーさんの波土への思いは、
17年の時を得て怨恨となったわけか。｣




｢おい！勝手なことを言うな！
まだ彼女が殺ったと決まったわけじゃ…｣





｢…サークルレンズ…マネージャーなら気づいてるはず。
波土さんが瞳を大きく見せるのにサークルレンズをしてたの。｣





｢え、えぇ。｣




｢波土さんの免許証の写真と、
今日雑誌記者の人が撮った写真を見たら私にもわかりましたよ。




その片方のレンズがマネージャーの後ろについてますよ。｣





｢えっ！｣





でもこの殺人は悲しい殺人にもなりえる…

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