警察学校組の同期。【名探偵コナン】【8】

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Youside





陣平に手を引っ張られて外に出た。





｢ちょ、陣平…痛い…離して…！｣





｢あ、わ、悪ぃ…。｣





陣平はすぐに離してくれて、私は陣平の顔を見た。





｢陣平…。｣





｢今日の所は帰った方が良いだろ。｣






｢えっ…で、でも…。｣






｢でも、じゃねぇ。奴らが動き出してるって事は、
お前だってまたいつ拉致されるかわかんねぇんだぞ。｣





｢そんなの、そんなのわかってるよ…！｣





だけど、どうしろって言うの。
私は両親を殺した組織だって潰したいし、それに関係してる黒ずくめの組織だって。





｢俺は、｣






そう言いかけた陣平は私の頭の上に優しく手を置いた。





｢陣、平…？｣




｢俺はお前に無茶して欲しくねぇ。
けどそれを言ったって聞かないお前だよな。｣




陣平は少し不安そうな顔をしてこちらを見ている。





｢無茶はするなと何度も言ってるが、無茶するし。
人の言うこと聞かずに突っ走っしって怪我をする。｣




｢陣平、それ、今言わなくても…。｣




｢これ以上言ったって聞かないんだろ？｣




陣平のその言葉に何も言えない。




｢危険だと思ったら俺がすぐ声掛けて今度は帰るからな。｣




｢陣平。｣





｢安室もあっち側だとは思うし、そんなに下手に動けないだろうしな。｣





｢…そう、だね。｣





｢じゃ、戻るか。｣





｢う、うん…陣平。｣






｢あっ？｣






｢ありがとね。｣





｢お、おう。｣





陣平とある程度話し終えたあと、中に戻った。





中ではコナンくんたちがトリックがわかったといい、トリックを説明している最中だった。

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