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File364 ページ17

Youside




だけどどうにも引っかかる…ベルモットが何故ここに来ているのかも。





「ねぇ、Aさん。梓さんの苗字って何でしたっけ?」





「え?確か、榎本だけど…って…!」





「そう、ありがとう。」




「…ベルモット…!」




後ろに振り向けば蘭ちゃんではなく梓さんに変装したベルモットが立っていた。




_________________
Aに話しかけたベルモットはすぐに自身の名前と、ゴメンなの文字を書き始めた。




「よくご存知でしたね、梓さんの苗字。」




「え?」




「事前に言っておいてくれたら、詳しい情報を教えられたのになんで急に梓さんに変装してきたんです?




未発表の歌詞の内容を調べるくらい僕一人でできましたよ。」




「貴方が彼女達と共にここへ来るって聞いて不安になったのよ。
私との約束守ってくれるかどうかね。」




「あぁ…何があってもあの二人に危害は加えないっていうアレですね?」





「えぇ…それと、彼女。星野Aよ。
彼女が何らかの情報を持っているとすれば、良い機会だと思ってね。」





「彼女なら、何にも知らないと思いますけど…。」




「あら、彼女のことになると貴方も放っておけないようね。」




「違いますよ、そんなんじゃありません。」




Aと安室の視線は松田の隣に立っているAに向けられた。





「それより…彼、何者なの?」




「沖矢昴って言う東都大学の大学院生で…住んでいるのは阿笠という博士の家の隣の…!」





安室は沖矢の利き手をみて顔色が変わる。
彼がペンを持っていたのは左手だったのだ。




「左利きなんですね?」




「えぇまぁ…いけませんか?」




「いいえ…この前お会いした時は右手でマスクを取られていたので…右利きかなと…。」




「そうでしたか?」




「まぁ気にしないでください…殺したい程憎んでいる男が…




左利き(レフティー)なだけですから…。」

File365【裏切りのステージ後編】→←File363



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反町ゆうり(プロフ) - すいさん» リクエスト…ありがとうございます!感謝です!(泣)そのシーン今後考えてみようと思います!すい様こそお体に気をつけてください! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - すいさん» 遅くなってすみません…(汗)漆黒の追跡者、わかりました!今度キリのいい所で更新していきます! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 更新再開ものすごく嬉しいです😭😭😭リクエストなのですが漆黒の追跡者をお願いしたいです! (2022年11月8日 22時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年6月25日 8時

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